楽天、延長戦を制してサヨナラ勝ちを収める

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 パシフィック・リーグ4位の楽天イーグルスは9日、西武ライオンズ戦(楽天モバイル)において、延長11回の末に6-5でのサヨナラ勝ちを収め、連勝を飾った

特に殊勲の一打を放った中島大輔外野手(24)は、「皆さんがつないでくれたし、何とか勝ちたいと思って打席に立ちました

初めてのサヨナラだったので水を掛けられて楽しかったです」と喜びを表した

 両チームを合わせて16投手が登板したこの試合は、4時間58分に及ぶ消耗戦となった

しかし、楽天にとっては前回対戦でわずか2安打完封負けを喫した〝天敵〟、西武の先発投手・今井達也(27)を2回6安打4失点で攻略し、見事にリベンジを果たした

三木肇監督(48)は、「選手たちは本当によく頑張ってくれた

最後、試合を決めたのは中島ですが、そこまでみんなでつないだ」と選手たちの努力を称えた

 11回に宗山の単打などで二死一、三塁の好機をつくり、中島がサヨナラ打につなげる形となった

監督はさらに今井攻略のポイントについて、「選手たちがプレーするので彼らの力なんですけど、それをしっかり背中を押して送り出すコーチ、スコアラーの皆さん、皆で攻略した感じがあって、本当に選手たちが一つになってやれたのが要因かなと思う」と述べた

 この日の勝利は、スコアラー陣の今井に対する徹底研究と対策が功を奏したことを裏付けるものであった

2回に村林選手が相手守備と今井の動揺を誘った同点のセーフティ・スクイズなど、チーム一丸となったプレーが随所で光り、西武の守備陣を翻弄した

特に、今月に入ってから西武は先発ローテを再編したことが、楽天にとっても重要な試合となった

今回は楽天イーグルスが西武ライオンズとの試合でサヨナラ勝利を収めたことが特に印象的でした。この勝利には選手全体の連携や、コーチ陣の前準備が大きな役割を果たしたことがわかります。サヨナラ勝ちは特別な瞬間であり、選手にとってもファンにとっても大きな喜びとなります。
キーワード解説

  • サヨナラ勝ちとは?試合が同点のまま終わりそうになった際に、最終回に勝ち越す点を挙げた結果、勝北となることを指します。
  • 延長戦とは?試合が規定の時間内に決着がつかない場合、さらに追加のイニングでプレーを継続することを指します。
  • スコアラーとは?試合前に相手チームの選手や戦術を詳しく分析し、チームに情報を提供する専門職のことです。

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