ソフトバンクのドラフト1位新人・村上泰斗、着実な成長を見せる
ソフトバンクホークスのドラフト1位ルーキー、村上泰斗投手(18歳)、神戸弘陵高出身が、少しずつ成長の過程を経ている彼は高校入学以来、捕手から投手に転向し、最速153キロを記録する右腕だ
入団時には体重が70キロと細身だったため、未経験の投手としては自身のフォームに適応できずにいたようだ
その結果、右肘や腰に炎症を発生させ、6月からリハビリチームに合流することになった
順調な回復と挑戦
現在、村上投手は順調に回復しており、リハビリ期間中に体重を78キロまで増加させた9日には、怪我から復帰して2度目のブルペン投球を行い、カーブやツーシームを混ぜながら30球を投げた
彼は、「フォームを確認するための投球だったが、最速145キロを記録した
体への負担も感じられず、力を入れた時の感触が楽しみだ」と笑顔で語った
他のルーキーとの比較
他の球団の注目ルーキーと比較すると、村上投手は少し遅れをとっている2025年のドラフトで指名された12選手の中で、公式戦の出場経験がないのは彼だけである
例えば、日本ハムの高卒新人・柴田獅子投手は、7月に1軍初登板を果たし、8月23日の試合では2回⅔を投げて1失点と好投し、プロ初ホールドを記録している
村上投手の意気込み
村上投手は、寮で試合の映像を観る中で「単純にすごいなと思った負けてはいられない」と感じたものの、「焦りは感じていない」とも述べている
「1年目で投げることも重要だが、今は体づくりと怪我の回復が優先
来年は2軍で投げ続け、必要な時に1軍で投げたい」と、彼の目標は明確だ
ダイヤの原石である彼は、自らの成長を着実に進めている
村上泰斗投手の成長は注目すべきポイントです。彼は怪我からの回復を目指しながら、着実に準備を進めています。他のルーキーと比較しても、焦ることなく自身のペースで成長を続ける姿には、将来への期待が高まります。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?プロ野球のチームが将来有望な選手を指名するイベントで、特に期待される選手が1位指名されることを指します。
- ブルペン投球とは?投手がマウンドで実際に試合を想定して行う投球練習で、主に球種やフォームを確認するために行われます。
- リハビリとは?怪我や手術の後に、その部位の機能を回復させるために行う治療やトレーニングのことです。
- 公式戦とは?プロ野球の公式な試合のことを指し、選手たちが実際に競い合う場となります。

