ソフトバンクのオスナ投手がライブBPに登板、調整順調も本調子には未到達

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ソフトバンクホークスに所属するロベルト・オスナ投手(30歳)が、2025年9月10日に福岡県筑後市のファーム施設で行われた実戦形式の打撃練習「ライブBP」に登板しました

このライブBPは、ピッチャーが実際のバッターと対戦することで、より実戦に近い状態での調整を行う目的で実施されます

オスナ選手は牧原巧汰選手(23歳)、育成選手の佐倉俠史朗選手(19歳)、および同ルーキーのザイレン選手(19歳)を相手に計36球を投げ、安打性の当たりを3本放たれたものの、4三振を奪う成果を上げました

この日の最速球速は151キロに達しました

彼は右肩のコンディション不良に悩まされており、独自の調整を行ってきました

約3か月のブランクを経て、5日にた行われたウエスタン・リーグのオリックス戦で実戦復帰を果たしましたが、打者との対戦はこの日が久しぶりです

「まだ本来のレベルではないけど、前回より感じよく投げることができた」と自身の投球について語りました

さらに、福岡ソフトバンクホークスの1軍投手コーチだった斉藤和巳3軍監督(47歳)から、打者に向かって体を動かすことを助言されたとし、「それをブルペンとライブBPで少し実践できた」と明かしました

今季、オスナ選手はこれまで25試合に登板し、3勝1敗8セーブ、防御率4.32という成績を記録しています

しかし状態が上がらず、交流戦中に守護神の座を外れた後、6月19日に出場選手登録を抹消されていました

オスナ投手の登板は、長期のコンディション不良を経ての復帰であり、ファンやチームにとって嬉しいニュースです。投球内容も一定の成果をあげており、指導者のアドバイスを栄光する姿勢からは、さらなる成長の期待が感じられます。ただし本調子にはまだ達していないとのことで、今後の調整が重要となります。
キーワード解説

  • ライブBPとは?: 実際のバッターと対戦することで、ピッチャーがより実戦に近い状態での調整を行う練習形式。
  • 防御率とは?: 投手がどれだけ失点を抑えたかを示す指標で、1試合あたりの平均失点を表します。防御率が低いほど好成績とされます。
  • 守護神とは?: チームのクローザーとも呼ばれ、主に試合の最後に登板して試合を締めくくる役割を担う投手のこと。

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