プロ野球オイシックス・三上朋也選手、感動の引退試合を迎える
2025年9月10日、プロ野球イースタン・リーグ公式戦において、オイシックス・三上朋也選手（36）が現役引退を前に初先発の機会を迎えたこの試合はジャイアンツタウンスタジアムで行われ、観客からの温かい声援が飛び交った
試合開始前、スタンドでは「三上～！」という声が響き渡り、彼がマウンドに上がると拍手が沸き起こった
初回、巨人のドラフト1位選手・石塚を相手に5球を投じ、遊撃ゴロに打ち取ることに成功
しかし、その後すぐに降板した
降板時には、観客から「三上さん、ありがとう」との感謝の声が広がり、彼は感慨深く古巣の巨人ベンチに頭を下げた
三上選手は、岐阜県出身で、県岐阜商から法政大学を経て、JX-ENEOS（現在のENEOS）を後にし、2013年のドラフトでDeNAに4位指名された
以降、約10年間のプロキャリアを積み重ね、「リリーフ」としても知られる存在となった
通算成績は368試合登板、10勝16敗、23セーブ、121ホールドという輝かしい記録がある
彼は昨年からオイシックスでプレーを続けており、「幸せなプロ野球人生を送ることができた」とコメントしている
三上選手の引退試合は、彼の長いキャリアを象徴する感動的なイベントだった。多くのファンが彼を讃え、彼自身もまた感情を込めてプレーしていた。選手としての役割を全うした彼の姿勢は、若手選手にも良い見本となるだろう。
キーワード解説
- リリーフとは？パフォーマンスが求められる状況で、投手が主にゲームの後半に登板し、試合の流れを変える役割を果たすポジションのことを指します。
- 登板とは？試合中に投手がマウンドに立ち、バッター対してボールを投げることを言います。投手としての活動の一環であり、成績にも大きな影響を与えます。
- ホールドとは？試合でリリーフ投手が登場し、チームが勝っている状況で自らピンチを凌ぎ、試合を打ち切ることを意味します。投手の評価指標の一つです。
