多くの選手が一軍の舞台を経験する中、開幕から二軍生活が続く選手も数多くいます
今回は、一軍未出場の東京ヤクルトスワローズの竹山日向選手について詳しく見ていきます
竹山日向選手のプロフィール
投打: 右投右打身長/体重: 182cm/86kg
生年月日: 2003年11月2日
経歴: 享栄高卒、2021年ドラフト5位でヤクルト入団
期待のルーキーからの苦しい現実
新たな星として期待をかけられた竹山選手は、ルーキーイヤーに一軍デビューを果たしましたが、その後は厳しいシーズンが続いています享栄高から5位指名で入団した彼は、初年度は体力強化に専念し、二軍での出場はわずか5試合でしたが、そのシーズン終盤には一軍マウンドを経験しました
2023年のキャンプでの挑戦
2023年の春季キャンプでは、150キロを超える速球を武器に一軍メンバーに選ばれましたが、競争に破れ開幕は二軍スタートファームでは14試合に登板、2勝3敗、防御率4.33にとどまるなど、成績が振るわず一軍昇格を果たせませんでした
今シーズンの厳しい成績
昨季は二軍で15試合登板し、3勝4敗、防御率8.33と低迷しました今年もファームでの活躍が求められ、23試合に登板しながら防御率6.84という結果
特に、25イニングで14回の暴投を記録するなど、制球力に課題があることが浮き彫りになっています
残りのシーズンで浮上のきっかけを掴み、来季につながる投球を見せてほしいものです
竹山日向選手の二軍での成績は厳しいですが、若い選手には成長の余地があります。特に彼にとっては制球力を改善することが今後の課題であり、残りのシーズンでその技術を磨く良い機会です。次回のシーズンにつなげるための大切なステップとなるでしょう。
キーワード解説
- 暴投とは?:投手がボールを投げた際、意図した場所にボールが届かず、捕手や野手の手を離れてしまうこと。特に重要な場面で発生すると、得点への大きな影響を与える。
- 防御率とは?:投手の成績を示す指標で、9イニング(1試合)あたりに何点の得点を許したかを表す。低いほど良い成績とされ、投手の力を示すバロメーターとなる。

