現役通算353登板の左腕が引退を決断
中日ドラゴンズの岡田俊哉投手が10日に現役引退を表明し、初めてウエスタン・リーグのソフトバンク戦に先発登板した岡田投手は5回を投げ、1失点という好投を見せ、ファンや関係者からは「引退するのはもったいない」「余裕で戦力」と惜しむ声が多数寄せられた
岡田投手の今季の成績は、2軍での14試合に登板し、4勝1敗、防御率1.89という素晴らしいものであった
特に10日の試合では、コンスタントに140キロ台中盤の速球を計測し、柳田悠岐外野手を145キロの直球で三ゴロに打ち取るなど、目を見張るパフォーマンスを発揮した
彼は智弁和歌山高校から2009年のドラフト1位で中日へ入団し、2017年のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）にも日本代表として出場した実績を持つ
だが、2023年2月の練習試合中に転倒し、右大腿骨を骨折
この大怪我により、当初は育成選手契約を余儀なくされたが、今年5月に支配下選手として復帰
しかし1軍では3試合に登板し、防御率8.59と期待に応えられなかった
33歳という若さにも関わらず、岡田投手の引退が決まったことで、ファンからは驚きと失望の声が上がっている
「まだ投げられるはずの岡田選手が引退するのは信じられない」「今からでも引退を撤回してほしい」など、強い期待を寄せるコメントが目立つ
この状況に、今後の動向が注目される
岡田俊哉選手の引退発表には驚きを隠せないファンが多い。特に彼の投球を見た後だけに、まだプレーを続けることができると思っていたからだ。33歳という若さでの引退は、今後の中日ドラゴンズにとっても大きな痛手となるかもしれない。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは？プロ野球におけるウエスタン・リーグは、主に2軍のチームが参加するリーグで、選手の育成や実戦経験の場として重要な役割を果たしています。
- 防御率とは？野球での防御率（ぼうぎょりつ）とは、投手が何イニング投げた際に、平均して何点失点するかを表す指標で、低いほど投手としての能力が高いと評価されます。
- WBCとは？ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）とは、国際的な野球大会で、世界の野球代表チームが競い合うイベントです。
