西武、試合中の停電に関する謝罪と原因説明

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西武、試合中の停電に関する謝罪と原因説明

プロ野球西武ライオンズは11日、ベルーナドームにおいて先月27日に発生した停電についてのお詫びを発表しました

この停電は、日本ハム戦の試合終盤に発生し、試合進行に影響を及ぼしました

西武は文書の中で、停電の原因について詳しく説明しました

具体的には、今年2月に実施した西武鉄道山口線の斜面整備工事の際に、鉄道敷地内に埋設されていた高圧ケーブルが破損したことが問題であるとされます

このケーブルはベルーナドームに電力を供給するためのもので、さらには8月27日の降雨によりその破損箇所に水が浸入した結果として、停電が発生したとのことです

試合は西武が1点をリードした9回表の場面で、守護神・平良海馬投手(25)が日本ハム・田宮選手に投球を行った際に停電が発生しました

この時、場内のメインビジョンや音響設備、テレビ中継設備などが使用不可となり、テレビ配信が停止しましたが、球場の照明はバックアップ電源によって正常に作動していたため、試合は続行され、西武が3-2で勝利を収めました

しかしながら、音響設備の不具合により、試合終了後のヒーローインタビューが中止となったことについても球団は謝罪しています

同球団は「ファンの皆さまをはじめ、お取引先企業や関係の皆さまには、大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪の意を表明しています

西武ライオンズが発表した試合中の停電についての謝罪文は、ファンへの配慮が感じられる内容となっています。停電の原因として挙げられた高圧ケーブルの破損とそれに続く雨水の侵入は、球場の安全性を問う問題でもあります。今後の対策が期待されるところです。
キーワード解説

  • ベルーナドームとは? ベルーナドームは、西武ライオンズの本拠地であり、プロ野球の試合が行われる球場です。
  • 高圧ケーブルとは? 高圧ケーブルは、多くの電力を効率良く送るために使用されるケーブルで、主に電力供給に使われています。
  • バックアップ電源とは? バックアップ電源は、主電源が何らかの理由で使えなくなったときに、自動的に電力を供給するためのシステムです。

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