ロッテは初回、西川の3号ソロホームランで先制し、2回には山本と高部の適時打を含む3得点をあげ、ソフトバンクの先発投手・大関を早々にマウンドから引きずり下ろしました
試合の流れはさらにロッテに傾きます
3回にはソトが12号ソロホームランを放ち、続く山本と高部が2打席連続で適時打を記録
ロッテはこの innings で4点を追加し、試合を決定づける展開となりました
先発投手の種市篤暉選手(27)は、9回を投げ抜き、わずか2安打1失点、さらに9奪三振を記録
これにより、今季7勝目(7敗)を手にしました
試合後、種市選手は「序盤にたくさん点を取ってもらったので、とても投げやすかった」と振り返りつつ、「ホークスも優勝が懸かっているので全力でくると思っていました
初回から飛ばしていきました」と語りました
また、8回投げられたことを喜びつつも、「後半は2桁三振を取りたかったので、次回に期待したい」と今後への意欲を見せました
ここ7試合で4勝1敗、防御率1.35という驚異的な数字を叩き出している種市選手は、「前半のパフォーマンスが期待される中、調子が上がってきてよかったです
残り少ない試合ですが、一試合一試合頑張りたい」としっかりとした志を持っていることを示しました
リーグ優勝が完全に消滅し、クライマックスシリーズ(CS)進出も難しい状況の中で、彼自身はモチベーションを維持し、チームの希望となるプレーを続けています
今回のロッテの勝利は、シーズン序盤の厳しい状況を考慮すると非常に嬉しいニュースです。種市選手のピッチングは圧巻で、チームの未来への希望を感じさせました。これからの試合でも彼の健闘を期待したいです。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ(CS)とは?:プロ野球での上位チームによるプレーオフのことで、リーグ優勝チームとともに、2位以下のチームが争う形で行われます。
- 防御率とは?:投手が1試合あたりに許した自責点の平均を示す指標。数字が低いほど、投手の成績が良いとされます。
- 先発投手とは?:試合の開始時から登板する投手で、試合の流れを左右する重要な役割を果たします。

