これにより、巨人の貯金が一日で消えてしまった
試合を振り返ると、9回には同点から勝ち越された場面での投手起用が注目される
阿部慎之助監督（46）は、守護神のマルティネスではなく、左腕の石川をマウンドに送った理由について「ライデル（マルティネス）も行きたかったが、セーブ機会だけと決めていた」と説明した
守護神に当たるマルティネスは大事な場面での投球機会をセーブしておく方針だった
振り返れば、石川が登板したものの、決勝ソロを浴びた場面が試合の流れを変えた
石川はリーグで57試合登板、41ホールドを記録するなど強力な投手ではあるが、今回は不運な投球となった
一方、巨人は他にも大勢をベンチ外とし、張りを訴えていたことから調整の必要があったとのこと
これにより、ブルペンの"飛車角"を欠いた苦しい継投が余儀なくされていた
また、最近固定されていたスタメンから36歳の丸、そして腰痛の影響で出場がなかった吉川が外れた
吉川については監督が「そこまで重症ではないが、大事を取った」と確認しており、今後の試合に向けてコンディションを整えることが重要であることを示唆した
残り14試合での2位死守を目指し、阿部監督は「コンディションを整えて戦うことが一番だ」と自チームの調整に注力する意向を示した
今回の巨人と広島の試合は、主力選手の調整が失敗の要因となったことが強調されました。怪我や疲労を考慮した選手起用が、勝敗を分ける結果となり、残り試合への影響も懸念されます。監督の戦略が次の試合にどう生かされるかが注目されます。
キーワード解説
- 監督とは？：チームを指導し、戦術や選手起用を決定する責任者のことです。
- 登板とは？：投手がゲームで実際にマウンドに上がり、打者と対峙することを指します。
- セーブ機会とは？：守護神投手がチームのリードを守るために登板する特別な状況です。
- ホールドとは？：試合の流れを維持するために、試合中に特定の条件下で登板し、無失点に抑えた投手に与えられる評価です。
