西武が巧妙な足技で日本ハムをリード、達投手に課題が浮き彫りに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「日本ハム-西武」(12日、エスコンフィールド)での試合において、北海道日本ハムファイターズの達投手が足技を駆使した埼玉西武ライオンズに圧倒され、2点を先行される展開となった

6回までに3度の盗塁を許すなど、達投手の守備面での課題も明らかになった

試合の流れ

試合の流れは、4回から一変した

先頭バッターの滝沢選手が二塁内野安打で出塁すると、次打者の外崎選手は初球を狙い、二盗を決めた

その後、外崎選手が中前適時打を放ち、先制点を奪う

この段階での外崎選手の二盗は、相手のスライドスティール(盗塁の技術の一つ)を利用したもので、巧妙なプレーが印象的だった

盗塁とその影響

その後も外崎選手は次打者のネビン選手の5球目に二盗を決め、続く山村選手が左中間に適時二塁打を放つことで、得点を重ねていく

達投手は6回にも再度滝沢選手に出塁を許し、再び外崎選手に盗塁される

しかし、この回は後続を抑え、何とか無失点で切り抜けた

専門家の見解

試合後、NHK-BSで解説を務めた元日本ハム及びソフトバンクの武田一浩氏は「完全に盗まれてます

昔から西武はこういったクセ盗みみたいなのがうまいですからね」と、その進行した盗塁の巧妙さについて指摘した

盗塁は単なるスピードだけではなく、相手投手の癖を見抜く能力や瞬時の判断力も必要なため、達投手にとっては今後の課題となる

西武の足技が日本ハムに対して効果的に機能し、達投手の注意力の欠如が試合の流れを左右する結果となりました。この試合を通じて、盗塁に対する意識や守備の改善が求められていることが明らかになりました。
キーワード解説

  • 盗塁とは?:盗塁は、バッターがボールを打つのではなく、塁の間を走って進めるプレーのことを指します。特に相手チームの隙を突いて次の塁に走る技術が重要です。
  • スライドスティールとは?:スライドスティールは盗塁の技術の一つで、走者が二塁に到達する際、投手の動きに合わせて滑り込むように進む方法を指します。相手に気づかれにくいのがこの技術の魅力です。

SNSでもご購読できます。