高橋光成、苦しみながらも投手としての成長を実感

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<日本ハム3-7西武>◇12日◇エスコンフィールドで行われた試合において、西武の高橋光成投手(28)が注目を集めた

高橋は先発投手として登板し、自身の成績を大きく引き寄せる好投を見せたが、最終的には9回無死の場面から本塁打と3連打を浴びて降板

結果的に3失点を喫し、完封には届かなかった

高橋は「黒木さんのおかげです」と、試合後のインタビューで感謝の言葉を述べた

黒木投手は彼の2番手として登板し、重要な場面で高橋を助けた

高橋は「次こそはしっかりと最後を締めて、気持ちよくヒーローインタビューを受けたい」と苦笑しながら今後の意気込みを語った

新たな投球スタイルに挑戦

高橋はこの試合でカットボールとスライダーを駆使した新たな投球スタイルを展開し、好調な日本ハム打線を打ち取った

投球の出来については「今日は本当にかみ合っていた

新しい投球だったかな」と自身の成長を感じている様子だった

また、試合中は無四球投球を達成し、「どんどんゾーンで勝負できました」と自信を見せた

若手投手の活躍が刺激に

自主トレを共に行っている後輩である渡辺が、先日プロ初完封を達成したことについて高橋は「かわいい後輩で、マダックス(ノーヒットノーランの一種)を達成したのは本当に刺激になりました」としっかりと目を向けた

この経験が高橋にさらなる向上心を与え、次の試合への良い影響を期待させる

残りのシーズンへの意気込み

現在、西武はシーズン残り19試合で5位に位置しており、高橋は「まだシーズンは終わっていないので、しっかりと全ての試合に勝って、1つでも順位を上げたい」と話し、気持ちを引き締めていた

7勝7敗という成績の中で、自身の勝ち越しを目指して努力する姿勢が見える

高橋光成選手の投球スタイルの変化と仲間への感謝の姿勢は、プロフェッショナルとしての成長を示しています。若手選手が刺激になり、さらに前進しようとする姿勢は、チームにとっても良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • カットボールとは?バッターの打席での反応を喚起するために球の速度を保ちながら、進行方向を変えるためのピッチです。
  • スライダーとは?ボールがスライドするように切れることで、打者の打ち損じを狙うボールで、特に変化球として重要な役割を果たします。

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