今季124試合目にしてのこの快挙は、セデーニョ自身やファンが待ち望んでいた一打だった
試合はまだ5回だったが、西武はこの日、勢いを持って試合に臨んでいた
セデーニョは「7番DH」として先発出場
8回表に迎えた第4打席、相手投手の生田目が投じたツーシームを見事に捉え、バックスクリーンまで運んだ
この一打で試合の流れが変わり、ファンからは「レアンドロ!」の歓声が上がった
セデーニョは、試合後のインタビューで「これまでの自分から解放された気分で、チームに貢献できたことが何よりうれしい」と語った
彼はシーズン開始前から「4番セデーニョ」の期待をかけられていたが、実際には3度の2軍降格を経験し、打率も2割に届かず悩んできた
ただし、この日は様々なサポートを受けながらプレーしており、特に家族が2軍戦に足を運んで励ましてくれたことが大きな支えになった
また、試合前には同僚のレイエスから3本のバットをもらい、すべてのバットをその日の試合で使用した
試合後も西口監督に焼肉をごちそうしてもらい、これからの活躍を期待されるような関係を築いている
回顧すれば、この日の本塁打が開幕から複数本飛ばしていれば、チームの戦況も変わっていたかもしれない
セデーニョは「ファンの皆さんが熱くて、本当にいいファンが多くて、それもライオンズの魅力です」とファンへの感謝を忘れなかった
チームのシーズンはまだ終わらず、これからの活躍に期待が高まる
レアンドロ・セデーニョ選手の本塁打は、選手本人だけでなくチームとファンにとってもとても喜ばしい瞬間でした。セデーニョは、これまでの苦しみを乗り越え、重要な場面で結果を出したことで、チームの士気も高まることでしょう。これからの試合でも彼の活躍に期待がかかります。
キーワード解説
- セデーニョとは?:セデーニョは西武ライオンズの内野手で、打撃力に期待される選手です。
- ツーシームとは?:ツーシームは、投手が投げるボールの種類で、通常のストレートよりも軌道が変化する特長があります。
- 本塁打とは?:本塁打は、打球が外野フェンスを越え、打者が一気にホームまで走り込む得点が高いプレーです。

