日本、U18W杯でパナマをサヨナラ勝利で下す

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日本がパナマに劇的なサヨナラ勝利を収める

2025年9月12日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われたU18ワールドカップのスーパーラウンドで、日本がパナマに6-5で勝利しました

この試合は、日本の森下翔太投手(3年・創成館)の素晴らしいパフォーマンスが光ったものでした

森下投手は初回に左越え三塁打を許しましたが、その後は素晴らしい制球力で試合を支配しました

特に、ストライク先行の投球に加え、真っすぐやスライダー、カーブ、フォークといった多彩な変化球を駆使し、2回以降は3者凡退を続けました

4回以降も奪三振を続け、8回までに1安打無四球で11奪三振を達成し、1失点に抑えしました

森下投手は試合後、「チームに勢いをもたらすピッチングができたと思います」と自信を見せました

彼の投球スタイルは「ヒールアップ投法」と呼ばれ、左足を上げるモーションと同時に右足のかかとを上げることで、投球リズムを作り出すものです

この動作によって、リズムとフォームが一定化し、投球の精度が高まります

ソフトバンクのスカウト部長、永井智浩氏は森下投手の制球力について「指先の感覚とバランスが非常に良い」と評価しました

森下選手の好投に応えた打線は徐々に調子を上げ、タイブレークに持ち込み、最後は劇的なサヨナラ勝ちを決めました

試合後、小倉全由監督は「本当に良かった」と選手たちを称賛

なお、大会規定により、森下選手はこの試合で投じた90球のため、次の決勝戦には登板できません

「今日が最後だとわかっていたので、悔いのない投球を心がけました

まっすぐをコースに集め、カーブで緩急をつけて世界に通用したと思います

次はチームの一員として全力を尽くします」と語りました

日本は「世界一を目指して2連覇を狙います」と力強く意気込んでいます

今回の試合での森下投手のピッチングは、若い選手が国際舞台で自信を持ってプレーできる良い例です。ピッチング技術だけでなく、緊張感のある試合でも安定したパフォーマンスを発揮する姿は、多くの人にとって刺激になるでしょう。チーム全体としても、私たちに感動を与える素晴らしい勝利を収めました。
キーワード解説

  • 制球力とは? 投手がボールをコントロールする能力のことで、適切なコースに投げる力を指します。
  • ヒールアップ投法とは? 投球フォームの一種で、投球時に左足を上げると同時に右足のかかとを上げることによってリズムを整え、投球の精度を高める方法です。

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