これまでリーグトップの49ホールドを挙げている大勢（おおせい）投手（26歳）や、リリーフエースとしての地位を確立しつつある田中瑛斗（たなか たけと）投手（26歳）が、チームトップタイの57試合に登板している
さらに、経験豊富な中川皓太（なかがわこうた）投手（31歳）、守護神のライデル・マルティネス（28歳）、昨季の新人王・船迫大雅（ふなさこ たいが）投手（28歳）も、各々50試合以上に登板し、まさに「鉄腕クインテット」を形成している
これまでのチーム救援防御率は2.50で、阪神タイガースに次ぐリーグ2位を記録
先発陣の離脱が相次ぐ厳しい状況の中、救援陣が奮起し、投手陣を支えている
チーム関係者は、この成功の要因を「選手それぞれが追い込まれた立場にあること」に求めている
マルティネスは大きな補強選手としての責任を感じており、8回を任された大勢も自分の役割に対して強い覚悟を持っている
ただし、登板数が増加することで選手たちにかかる負担も現実のものとなっている
「今は気持ちが乗っているから大丈夫だが、この時期こそケガが心配」と関係者は語る
選手自身も、自らのコンディションを疎かにせず、注意深く管理してほしいと警鐘を鳴らす
レギュラーシーズンの終了後にも、CSや日本シリーズが控えている
これらの戦いに向け、鉄腕たちはこのままシーズンを駆け抜けることができるのだろうか
今シーズンの巨人の投手陣は、故障者が多い中でも奮闘を続けており、一人ひとりの選手が強い覚悟を持って臨んでいることが印象的です。今後の試合でも、この活躍が続くことを期待したいです。
キーワード解説
- ホールドとは？：投手が試合中に自チームが勝っている状況で登板し、リードを守った場合に付与される記録のこと。
- 救援防御率とは？：リリーフ投手が登板した際、与えた自責点の数を基に算出された防御率のことで、投手の安定感をあらわす指標。
- ＣＳ（チャンピオンシップシリーズ）とは？：プロ野球のポストシーズンにおけるリーグ優勝チームを決定するためのプレーオフのこと。
