中日ドラゴンズ、広島に大敗し5位に転落 ─ 投手陣の苦境が続く

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◇9月12日 広島9―0中日(マツダスタジアム) 中日ドラゴンズは12日、広島東洋カープとの試合で0―9で大敗し、順位が5位に後退しました

先発の柳裕也投手(31)は試合序盤からリズムを掴むことができず、4回で9安打6失点(自責点5)という結果で交代

これにより今季3敗目を喫しました

打線は今季22度目の零封負けとなり、クライマックスシリーズ(CS)進出圏内である3位の横浜DeNAベイスターズとのゲーム差が「5・5」に広がりました

柳投手は「こういう試合結果になって申し訳ない

それしか言えないです」と過ちを認め、帰りのバスに乗り込みました

試合内容を振り返ると、柳は初回からピンチに陥り、先頭の中村奨にヒットを許し、続くファビアンにも空振り三振を奪うものの、中村奨は二塁へ走り、捕手の送球エラーから得点を許します

この流れから、3回にはさらに4点を奪われ、試合運びが一層厳しくなりました

投手陣がここまで厳しい状況にあるのは、先発投手が長いイニングを投げられないことが一因です

最近の10試合の中で、7イニングを投げ切ったのは8月30日の試合での1人だけで、半数以上が5イニング以下にとどまっています

このため、救援陣への負担が増え、チーム全体の疲労も蓄積しています

中日は13日、必ず勝利を収めることでこの重い雰囲気を打破していかなければなりません

今後の対戦に向け、投手陣の再建が急務となっていることは言うまでもありません

中日ドラゴンズが広島に大敗した試合は、特に投手陣の調子が悪化していることを浮き彫りにしました。柳投手は期待に応えられず、チーム全体の士気にも影響を及ぼしました。今後、チームがどのように立て直していくのか注目されます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:プロ野球のポストシーズンに行われる試合で、リーグの上位チームがチャンピオンを争います。
  • 零封負けとは?:試合で相手チームに得点を許さずに負けることを指します。
  • 先発投手とは?:試合の最初から登場し、主に多くのイニングを投げることが期待される投手を指します。

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