西武・高橋光成、完封逃すも7勝目獲得。今季の飛躍を目指す

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埼玉西武ライオンズの高橋光成投手(28)が、9月12日の北海道日本ハムファイターズ戦に先発登板し、見事な投球を披露した

彼はこの試合において、7点という大量の援護を受けながら、8回まで散発の5安打、無四球という素晴らしい成績を残した

しかし、9回に見えた完封勝利が、レイエス選手に29号ソロホームランを浴びたことで雲行きが怪しくなった

試合はその後、郡司選手、清宮選手、水野選手に連続して打たれ、無死満塁の危機を招き、高橋は降板

2番手の黒木投手が後を受け、その危機をしのいで高橋はこの日、9回途中で9安打3失点という結果で7勝目を得ることとなった

試合後、高橋は「完封を狙っていたので残念です

9回はちょっと忘れてください」と自虐的に振り返った

昨年は0勝11敗という成績で、プロ入り10年目にして初の一軍未勝利に終わった彼だが、今季は7勝と復調の兆しを見せている

しかし、MLB関係者の一人は「9回のように、安定感に欠けるのが彼の課題」と厳しい評価を下した

高橋のプロ通算成績は、9月13日現在で72勝75敗

過去には4度の2桁勝利をマークしているが、一度も貯金を持ったシーズンは19年と22年の4勝が最多である

現在、MLBで活躍するダルビッシュや菊池らと比較すると、圧倒的なシーズンの実績はまだない

高橋はシーズンの残りを見据え、「健康で投げられていることが一番嬉しい

まだシーズンは終わっていないので、一つでも勝ってチームを上に進めたい」と意気込みを語る

堅実なピッチングを取り戻すことで、次の登板では「気持ちよくヒーローインタビューを受けたい」と目標を掲げた

彼の成長を期待する声が周囲から高まっている

高橋光成投手は、昨年の苦境を乗り越え、今季の成績を向上させている点が評価される。しかし、9回の失投が再び彼の安定感に対する疑問を生む結果となった。このような状況で、彼がどのように反応し、次回の登板で調子を整えるかに注目が集まる。
キーワード解説

  • 完封とは?:試合で相手チームに得点を許さずに勝つことを指します。
  • 安定感とは?:選手や投手が、常に良いパフォーマンスを維持できる能力のことを意味します。
  • 二桁勝利とは?:シーズンにおいて勝利数が10を超える投手のことを指し、これは成功の目安となることが多いです。

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