ヤクルト・北村拓が75年ぶりの内野手投手登板を果たしファンを沸かせる

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ヤクルトのユニークな投手起用:内野手北村拓がマウンドに立つ

2025年9月12日、セントラル・リーグの試合で東京ヤクルトスワローズは横浜DeNAベイスターズに10対2で敗北しました

その中で特筆すべき瞬間がありました

それは、ヤクルトの内野手である北村拓選手が投手としてマウンドに立ったことです

本拠地・神宮球場では、チームが9点差で劣勢の中、9回表に4番手として登板しました

北村拓の初登板にファンの興奮

チームが1対9という厳しい状況の中、北村選手がマウンドに上がります

初球は外角への直球でボールになりましたが、彼はこの試合で最速の138キロを計測し、ファンからは大歓声が上がりました

「チームのために上がるつもりだった」と語る北村選手は、マウンドに立つことに対して「行けません」という考えは一切なかったと述べています

75年ぶりの記録

北村選手の投手起用は、ヤクルト史上、内野手が投手を務めるのは土佐内吉治選手以来75年ぶりのことです

彼は試合で先頭バッターの林選手に対して中前打を許しましたが、その後続く石上選手には134キロの直球で空振り三振を奪いました

彼は合計18球を投げ、2安打1失点の成績を残しました

監督の複雑な心情
高津監督は今回の起用に対し「難しい判断だった」と話し、「したくはなかった」と複雑な表情を浮かべました

また、これが7連戦中の異例の措置であることにも言及しています

このような戦略は、チームの疲労を考慮したものであり、北村選手がピッチャーとしての役割を果たせたことは、今後の戦略に向けて重要な一歩となることでしょう

今回のヤクルトの北村選手が投手として登板したことは非常に珍しいケースです。内野手が投手としてマウンドに上がるのは珍しく、特に75年ぶりという歴史的な快挙は、ファンにとっても新しい楽しみ方を提供しました。今後このような起用がさらに増えるのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • 内野手とは? 内野手は、野球において内側の守備位置(ファースト、セカンド、ショート、サード)の選手を指します。チームの守備を支える重要な役割を持っています。
  • 直球とは? 直球は、投手がまっすぐに投げる球種です。一般的に最も基本的な投球であり、速さで打者を圧倒するための球です。
  • 三振とは? 三振は、打者がバットを振ることなく、またはボールを空振りしてアウトになった状態を指します。この状態は投手にとって大きな成果となります。

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