DeNAのアンドレ・ジャクソン、驚異的なパフォーマンスで10勝達成

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年9月12日、神宮球場にて行われたプロ野球セ・リーグの試合で、横浜DeNAベイスターズが東京ヤクルトスワローズを10-2で下し、これによりDeNAは2位の巨人とのゲーム差を1に縮めた

この試合で特に注目されたのは、先発投手のアンドレ・ジャクソン(29)の素晴らしいパフォーマンスだ

彼は7回を投げて4安打無失点という見事な成績を残し、来日2年目にして初の2桁勝利、つまり10勝を達成した

これは球団の外国人投手としては史上3人目の最多勝利記録であり、非常に意義深いものである

特に印象的だったのは、ジャクソンが3回の裏に見せた背面キャッチ技術だ

これは投手が打球を背後に回してグラブで捕球する技術であり、非常に難易度が高い

具体的には、長岡のゴロを捕らえる際に背面でキャッチするという曲芸的なプレーを披露した

このプレーは「キャッチは素晴らしかったが、その後の一塁への送球が暴投しかけた」と本人が語ったように、一瞬の冷や汗も誘うものだった

それでも、このスーパーなプレーがチーム全体に活気をもたらした

また、ジャクソンは前回の対戦で4回3失点でKOされた相手に対してリベンジを果たし、「今日は自分なりの投球ができ、とても楽しかった」とのコメントを残した

試合全体では16安打を放ち、得点も10に達するという圧勝劇となったが、ジャクソンの貢献が欠かせなかった

ジャクソンは、自らの10勝について「これからも歴史を塗り替えられるように頑張りたい」とコメントしており、特に尊敬するバウアーも過去に同じヤクルト戦で背面キャッチを成功させたことを知った際には驚きと喜びを表した

松尾も好活躍

また、この試合ではジャクソンと初めてバッテリーを組んだ21歳の松尾も攻守にわたる活躍を見せた

初回には2死満塁の場面で左前に先制の2点打を放ち、試合を有利に進める助けとなった

これに対して三浦監督も松尾の貢献を称賛した

今回のジャクソン選手のパフォーマンスは、プロ野球における投手の重要性を再確認させるものとなった。彼の背面キャッチなど印象的なプレーは、ファンにとっても楽しみの一部であり、チームの士気を高める効果もある。これからも彼の活躍に注目したい。
キーワード解説

  • アンドレ・ジャクソンとは?アメリカ出身のプロ野球選手で、横浜DeNAベイスターズの先発投手として活躍している。彼は独特な投球スタイルと高い能力で知られている。
  • 背面キャッチとは?投手が背後に転がった打球を背中を使って捕る技術のこと。非常に難易度が高く、成功させるには高度な練習と瞬時の判断力が必要。
  • CSとは?クライマックスシリーズの略で、プロ野球におけるプレーオフの一部である。各リーグの順位上位チーム同士が戦い、日本シリーズ進出をかけて競い合う。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。