坂本勇人が9回の逆転サヨナラ打で巨人を勝利に導く

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◇セ・リーグ 巨人11―10阪神(2025年9月13日 東京D)東京ドームで行われたセ・リーグの伝統の一戦において、巨人の内野手・坂本勇人(36)が再びヒーローの座に立った

阪神との今季最後の対戦で、坂本は9回裏にサヨナラ2点適時打を放ち、チームを劇的な勝利に導いた

坂本の逆転打は、両チームあわせて26安打21得点という凄まじい打ち合いの末に実現した

巨人は9-10とリードを許して迎えた9回裏、首位打者となっているドリスから先頭打者の中山が四球で出塁

続いてリチャードが内野安打を放ち、1軍昇格直後の新人・浦田が初球で犠打を決め、無死二、三塁の好機を作り出した

ここで登場した坂本は、フルカウントからの6球目、ツーシームを中前に運び、2点を返す適時打となった

坂本が一塁ベースに到達すると、代走の若林がサヨナラのホームインを果たし、坂本は歓喜のジャンプを繰り返しながらチームメートの祝福を受けた

坂本は試合後のヒーローインタビューで「何回立ってもね、本当に…はい

うれしいです」と語り、まずは浦田の活躍に感謝の意を示した

また「諦めずに戦い続けた」とチーム全体の努力を称賛した

今季の巨人のサヨナラ勝ちはこれで7度目となり、今後のクライマックスシリーズ(CS)へ向けて期待が高まる

巨人が2桁失点した試合に勝利したのは、2021年4月27日のヤクルト戦以来となり、坂本にとっても820日ぶりのサヨナラ打である

キャリア通算安打数は通算2447本に達し、現役最多の記録を更新した

阪神がセ・リーグ優勝を決めた中での勝利でもあり、坂本は「みんなで頑張ってCSをこの東京ドームでできるようにしていきます」とファンに応援を呼びかけていた

坂本選手の活躍は本当に素晴らしいもので、逆転サヨナラ打は試合を盛り上げる大きな要素となっています。特に、フルカウントからの一撃はその場の緊張感を引き立て、ファンにとっても忘れられない瞬間となるでしょう。チームの勢いが高まり、クライマックスシリーズに向けた期待感が一層募る形となりました。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?試合が終了する直前に得点を挙げ、試合に勝つことを指します。この一打が試合の勝敗を決めるため、非常にドラマチックな瞬間になります。
  • フルカウントとは?打者がボールとストライクをそれぞれ3回ずつ受けた状態を指し、次の球がストライクであればアウト、ボールであれば出塁する可能性があります。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?日本のプロ野球において、リーグ優勝チーム以外のチームが戦うプレーオフのことで、最終的に日本シリーズへ進むチームを決定します。

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