巨人のルーキー浦田俊輔、プロ初バント成功で逆転サヨナラの流れを創出

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◇セ・リーグ 巨人11―10阪神(2025年9月13日 東京D) 巨人の阿部慎之助監督(46歳)と代打で逆転サヨナラ打を放った坂本勇人内野手(36歳)が絶賛したのは、ドラフト2位ルーキーの浦田俊輔内野手(23歳、九州産業大)である

この試合において浦田は、右でん部痛で出場選手登録が抹消された門脇誠内野手(24歳)の代わりに1軍へ緊急昇格し、重要な役割を果たした

浦田は先発出場ではなかったが、3回の打席で増田大輝内野手(32歳)が空振りした際に左手を負傷し、それによって浦田は4回から二塁守備に入ることになった

そして迎えた9回の勝負所、巨人は1点を追う場面で無死一、二塁として浦田が打席に立った

相手の7番手右腕ドリスの初球をしっかりと捉え、プロ初となる犠打を成功させ、続いて坂本の逆転サヨナラ打を呼び込むこととなった

坂本は試合後のお立ち台で「浦田が一発でバントを決めてくれたおかげで、凄くいい流れで打席に入れた」と感謝の意を表した

これに対し阿部監督は「2軍でしっかりとやってきた成果が出た」と浦田の活躍を高く評価した

新たな才能の台頭は、巨人にとっても心強い材料となるだろう

今回の試合では、若手選手が重要な局面で大きな役割を果たしました。特に、浦田選手の初バントはチームに好影響を与え、試合勝利に繋がったことが光っています。チームの間での連携も見事で、新人選手が無理なく活躍できる環境が整っていることを感じました。
キーワード解説

  • 逆転サヨナラ打とは?試合の終盤でチームが逆転しながら勝利することで、最後に点を取った選手がヒーローとなることを指します。
  • 犠打とは?バッターがわざとバットをボールに当てて打つことで、ボールを進めることを目的としたプレーです。
  • 緊急昇格とは?選手がけがや体調不良などで出場できなくなった際、その空席を埋めるために他の選手が急遽1軍に呼ばれることです。

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