この勝利により、日本ハムはリーグ優勝争いにとどまり、今後の展開に期待がかかる
試合の流れ
ゲームは序盤から白熱した展開となった初回、二死からレイエスが右翼ポール際へ節目の30号本塁打を放ち、日本ハムが先制
さらに、3回には先頭の今川が2号ソロ本塁打を放って2点目を加えた
その後、4回には8番に入っていた石井が右翼へ5号2ランを放ち、貴重な追加点を奪った
投手陣の課題
しかし、投手陣は精彩を欠いた先発の加藤貴は、4回一死の局面で外崎に5号ソロ本塁打を許し、6回には西川の三塁打などから失点
結局、6回途中で早期降板を強いられる事態となった
同点に追いつかれる場面
9回、リードして迎えた上原の回では、相手に二安打と四球で満塁の状況を作られ、内野ゴロを挟んで同点に追いつかれたサヨナラ打
それでもリーグ優勝に向け負けられない日本ハムは、延長11回に二死満塁の好機を迎えるそこで清宮幸が西武の山田から中前適時打を放ち、試合を決定づけた
試合時間はおよそ4時間半に及ぶ激戦となった
新庄監督のコメント
試合後、新庄剛志監督は「全員で勝ちを取りに行く」と語り、選手たちの努力を称えた一方で、「バントのミス、守備のミス、走塁のミス、投手の四球などが目立った」と、改善が必要な点も指摘した
また、守護神の柳川が腰の張りで12日に登録抹消となり、今後の投手リレーに不安要素が残る
指揮官は「こればっかしはわからない」としつつ、「日替わりで守護神を起用していく」との方針を示唆した
日本ハムの延長11回の激戦は、選手たちが勝利を目指す姿勢を示しました。特に清宮選手のサヨナラ打はチームの運命を変える一打でしたが、監督のコメントからもわかるように、ミスを減らす必要があると感じました。今後の試合に向けて、改善点が多く残されています。
キーワード解説
- サヨナラ勝ちとは?試合が同点で終わり、延長で勝ち越しを決める形の試合結果を指します。
- 守護神とは?プロ野球において、試合の終盤に登板し、リードを守る役割を担うエース級の投手を指します。
- 満塁とは?攻撃側のチームにおいて、1塁、2塁、3塁すべてのベースに走者がいる状況です。

