ヤクルト北村、内野手から投手へ転身し魅了したピッチング

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9月13日、神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズの試合において、ヤクルトの内野手・北村拓己選手(30)が特別な役割を果たしました

この試合では、ヤクルトが8点差でリードされている九回表に4番手として登板し、1イニングで2安打1失点を記録しました

通常、内野手としてプレーする北村選手が投手に転身したのは、チームの状況を思っての緊急措置でした

北村選手は試合後に「(試合展開的には)本当はあってはいけないというのはありますけど、監督が『いってくれ』と言ったので、受けました」とコメント

自身が投手として登板することに対する迷いはなかったようです

実は、彼が公式戦で投げるのは中学生以来

しかし、北村選手は冷静さを保ち、チームのために尽力する姿勢を見せました

この日はその後、クラブハウスから試合前練習を行う「こぶし球場」に移動する中、多くのファンから「ナイスピッチング」と称賛の声が送られました

北村選手の献身的な姿勢は、彼がかつて石川・星稜高、亜細亜大学で主将としてチームを牽引してきたことに由来しています

特に、2023年の9月2日には再度投手として登板し、守備中に頭を下げてベンチから打診された際には真っ先に立候補

チームの困難な状況を乗り越えようとする思いは、今も変わらぬ姿勢の表れです

今回の北村選手のピッチングは、チームにとって非常に重要な場面での貴重な貢献でした。普段は内野手として活躍する選手が、投手としても責任を果たす姿は多くのファンを感動させました。非常時にこそチームを支える彼の姿勢には、選手たちの模範となる要素が感じられます。
キーワード解説

  • 内野手とは? 野球のポジションの一つで、外野手の前に位置する選手で、守備や攻撃の要となります。
  • 投手とは? 野球で投球し、相手をアウトにする役割を持つ選手。試合の結果に大きく影響を与えるポジションです。
  • 中継ぎとは? 先発投手が投げ切る前に登板する投手のことを指し、試合の流れを変える重要な役割を果たします。

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