日本ハム・斎藤友貴哉が自己最速161キロをマーク、延長戦を制す

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◆パ・リーグ 日本ハム5―4西武=延長11回=(13日・エスコン) 日本ハムは13日、延長にもつれ込んだ西武戦をサヨナラで勝利し、昨季と並ぶ75勝に到達した

4番手投手として登板した斎藤友貴哉(30)は、自己最速を1キロ更新する161キロを連発

150キロのスプリットで三振を奪うなど、1イニングを3者凡退に抑える見事なピッチングを見せた

守護神・柳川が腰を痛めて離脱した中、斎藤選手はポジションにこだわらずチームのために無失点に抑えることを誓った

斎藤選手は、「数字でしか伝わらないファンの方もいる

そこが自分の持ち味」と語り、自信に満ちたピッチングを展開した

圧巻のパフォーマンス

試合の8回、先頭打者の滝沢への4球目に自己最速の161キロをマークし、続く外崎にも161キロを3連発

全て161キロの真っ直ぐで打者を打ち取る姿に、スタンドは沸き立った

前回登板では失点を喫していたが、今回は中5日のコンディションで臨んだことが功を奏した

夢を伝えたい

家に帰ると小学2年の息子とキャッチボールを楽しむ斎藤選手は、自身のパフォーマンスを子どもたちに夢として伝えたいと後輩選手たちへの啓発の思いも語った

彼にとって161キロは「通過点」であり、165キロを目指してさらなる成長を志している

守護神不在でもポジション不問

柳川選手の離脱により守護神が不在という状況だが、斎藤選手は与えられた場所でしっかりと結果を出す覚悟を示した

「抑えることが大事なんで、場所はこだわらず行けと言われたところで行くしかない」と意気込みを語った

残り14試合の中で、斎藤選手は全身全霊で「0」を並べ、逆転優勝への道しるべになることを誓った

斎藤友貴哉選手の161キロという記録は、チームの士気を高める重要な要素です。また、彼の「夢を与えたい」という姿勢は、プロアスリートとしての努めを強調するもので、子どもたちへ向けたメッセージ性も大きいです。
キーワード解説

  • サヨナラ勝ちとは?試合が同点の場合、最終回で得点を挙げて勝利することを指します。
  • 161キロとは?投手が投げたボールの速度のこと。特にプロ野球では160キロを超えると非常に注目されます。
  • 守護神とは?チームの試合の終盤に登板し、勝利を確定させる役割を持つ投手を指します。

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