中日・田中幹也が連続試合安打を記録し、打線を引っ張る

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◇13日 広島5―0中日(マツダ) 中日・田中幹也内野手は、湿りきった打線の中で一際輝く活躍を見せた

初回の攻撃では、広島の投手・常広の低めの直球を捉え、左前にヒットを放ち、見事に出塁

さらに、2死後には今季11個目となる盗塁も成功させた

また、6回にも内角の低め140キロのストレートを左前にはじき返し、8回の第4打席でも3番手投手の岡本から内野安打を記録

これにより、今季6度目の猛打賞を達成した

すべて走者がいない状況からのヒットであり、「出塁して次につなげられた」と手ごたえを語った

絶好調の打撃成績

田中は9日から行われたヤクルトとの3連戦(神宮)では、9日と11日に4安打を放つなど、通算で計10安打を記録し、その打撃は絶好調

巨人戦(バンテリン)からも連続試合安打が7試合に達している

9月の成績は、11試合で37打数21安打、打率5割6分8厘という驚異的な数字を残している

配球への慣れ

田中は、自身の好調の要因として「配球への慣れ」を挙げて感じている

「相手投手は長打がないと考えて配球してくる

その配球を予測して対応できるようになってきた」と、相手の投球パターンを見極める能力が向上したことを言及した

経験の積み重ね

シーズンの残りは13試合となり、田中はさらなる成長とチームへの貢献を誓った

昨年8月24日、同じ敵地で常広と対戦した際は2打数無安打(1死球)に終わったが、その経験を活かし、初回と6回はいずれもストレートを捉えた

「早いタイミングから仕掛けていけるように意識した」という言葉からも、課題を克服している様子が伺える

今回の田中選手の活躍は、彼の成長を感じさせるものであり、チームにとっても希望の光です。今後の試合でもその調子を維持できるかが重要なポイントとなるでしょう。
キーワード解説

  • 猛打賞とは?:試合中に取得したヒットの数が3本以上で、特に際立った打撃成績を示します。
  • 盗塁とは?:走者が投手の投球による隙を突いて、1塁から2塁に進むプレーのことです。これに成功すると、チームの得点に繋がりやすくなります。
  • 配球とは?:投手がどのような球種やコースで打者に投げるかを示す戦略で、これを読み解くことが打者の成功率を左右します。

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