広島が中日相手に3連勝、打線が好調を維持
「広島5-0中日」(13日、マツダスタジアム)において、広島東洋カープが中日ドラゴンズに勝利し、3連勝を達成した試合では、1番打者の中村奨成外野手と2番打者のサンドロ・ファビアン外野手のコンビが光り、攻撃の軸となった
奨ファビコンビが活躍
中村奨成は3回の打席で、右前への先制適時打を放ち、チームにとって大きな先制点を挙げた中村は「高橋(宏)は真っすぐが良いので、真っすぐをはじき返したいと思った」と明かし、154キロの外角高めの直球を見事に打ち返した
さらに続く5回には、四球で出塁した中村をバッターであるファビアンが引き立てるように左中間席へ2ランホームランを打ち込んだ
ファビアンは「感触はカンペキだった」と語り、確信を持っての一打でチームに中押し点をもたらした
戦略的な打線のつながり
中村とファビアンの1、2番コンビは、8月から定着しており、9月の試合では11試合中10試合でコンビを形成しているこのコンビが生まれたことで、ともに自信を持ち、打撃へのアプローチがより効果的になったという
中村は後続に信頼を寄せ、「自分が出ればファビ、コゾ(小園)が打ってくれるし」と述べ、安心して打席に立てる状況を作り出している
また、新井監督は中村を「ちょっとアリスになってきている」とし、さらなる成長を望む発言をした
CS進出への希望を繋ぐ
広島は中日戦での勝ち越しを決め、引き続きCS(クライマックスシリーズ)進出への希望をつなげている中村は「残り試合は少ないが、選手は誰一人諦めていない」とチームの意気込みを強調した
ファビアンも「可能性はゼロではないので頑張らなければならない」と意欲を示し、逆襲の準備が整ったことを表明した
広島の奮闘が続く中、奨成選手とファビアン選手の活躍が際立った試合が展開されました。特に、2人のコンビネーションがチームに与える影響は大きく、選手たちが互いに信頼し合いながらプレーしている姿が印象的でした。CS出場を狙う中で、彼らのこれからの活躍に期待が高まります。
キーワード解説
- 選手とは?スポーツチームに所属し、試合に出場してプレーする人々のことを指します。
- 適時打とは?試合の状況に応じて得点を挙げるために打たれたヒットのことを言います。
- ホームランとは?バッターがボールを打って、ボールがフェンスを越えて、走者が全ての塁を回って本塁を踏む得点の手段を指します。
- CS(クライマックスシリーズ)とは?日本のプロ野球におけるポストシーズンのプレーオフのことで、上位チームが優勝を目指して戦います。

