日本ハム・清宮幸太郎、延長戦でのサヨナラ打で逆転優勝へ望みをつなぐ

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◇パ・リーグ 日本ハム5―4西武(2025年9月13日 エスコンF) 日本ハムは13日、西武との一戦で延長11回にサヨナラ勝利を収め、清宮幸太郎内野手(26)が劇的な中前適時打を放ち、チームの勝利を導いた

この打撃は、2023年4月1日の楽天戦以来の劇打で、チーム今季の最長試合時間である4時間40分に及ぶ激闘の末に生まれた

これにより、日本ハムは今季9度目のサヨナラ勝利を飾り、新庄剛志監督(53)は昨年と並ぶ監督としての最多タイ勝利数75勝を記録した

清宮選手はこの試合で、前日の試合での敗戦を受けて、首位ソフトバンクとのゲーム差が2・5に拡大していたため、勝利が不可欠な一戦となった

試合は、9回に同点に追いつかれる苦しい展開となったが、延長11回に清宮選手が再び打席に立った際、「その時の期待しているぞ、という監督の姿が凄い脳裏に焼き付いていた」とし、その思いを胸に138キロのツーシームを中前へと運んだ

8月は打率が・222と苦しんでいた清宮選手だが、9月に入り打率が・333と上昇、ラストスパートに向けて調子を上げている

試合後のインタビューで、「体中が震えてしびれています

2度目ではだめだと思っていたので良かった」と振り返り、逆転優勝に向けての希望を口にした

そして、新庄監督も「誰が打ったとか関係ない

勝たないといけない」と、チーム全体で逆転優勝を目指す姿勢を示した

日本ハムの清宮選手が延長戦でのサヨナラ打を決めたことは、チームにとって非常に重要な勝利であり、ファンの期待に応える素晴らしい瞬間でした。特に監督からの信頼を受けて打席に立った清宮選手の気持ちを想像すると、そのプレッシャーの大きさが伝わってきます。このままチーム全体が勢いを持ち続けることができるかが今後の楽しみです。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?ある試合の最後に得点を奪うことで、その試合に勝つことを指します。この場合、延長戦での得点によって試合が決まるシーンで特に感動的です。
  • 監督とは?野球チームの指揮を執る人物で、選手の配置や戦略の決定を行います。監督の意向がチームのパフォーマンスに大きく影響することがあります。
  • ゲーム差とは?順位に関して、あるチームとその次のチームとの勝敗数の差を示します。この差が埋まることで順位が入れ替わる可能性があります。

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