彼は、この目標達成に向けて独自のトレーニングメニューや食事法を取り入れ、意識の高さを見せつけた
宗山選手の意識の高さ
新人合同自主トレには、三木監督をはじめとする首脳陣や約30人の報道陣も集まり、その注目を集めた寒さの中、室内でのトレーニングではキャッチボールやノック、打撃練習を約2時間にわたり行い、「自身の地元(広島県三次市)も寒い場所なので、体の動きには悪影響が出ていない」と語った
目標達成に向けた戦略
宗山選手は、「45歳くらいまで現役を続けたい」との目標のほか、「日によって体調が変わることが競技者としては障害」と分析し、コンディション管理の重要性を強調した野手として45歳での出場は、過去に野村克也や落合博満が成し遂げた非常に難しい記録であり、楽天では43歳での現役引退を果たした山崎武司を超えることを目指している
独自のトレーニングと栄養管理
練習中に、特製の赤色ドリンクを手にする宗山選手は、「動くためのエネルギーと回復の早さを意識している」と述べ、糖質とアミノ酸を調合したものだと紹介したこのドリンクは、大学3年から毎日飲んでいるもので、その味を「ビーツとバナナのような味」と表現した
合同自主トレの今後
新人合同自主トレは1月28日まで続く三木監督は、宗山選手の華麗な身のこなしを評価し、「早くユニフォームを着てプレーする姿を見たい」と期待を寄せた
本人も、「周りの影響を受けず、自分がすべきことをしっかり行いたい」と意気込んでいる
宗山選手について
宗山塁(むねやま・るい)は2003年2月27日生まれ、広島県三次市出身三良坂小学校から野球を始め、高校時代には甲子園に2度出場
明治大学では1年春からベンチ入りし、2年春には首位打者を獲得
通算で116安打を記録し、代表チームの選出も経て、今後の活躍が期待される選手である
宗山選手の「45歳現役」宣言は、若手選手の中でも非常に意欲的であるといえる。選手としての寿命が延びている昨今、彼の挑戦は注目に値し、同世代の選手たちにとっても刺激となるに違いない。
キーワード解説
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