6回に2点リードしていたものの、同点に追い付かれ、さらに2死一、二塁の場面で右翼手の秋山がオスナの飛球をまさかの落球
同点にされ、更にはこの失策が引き金となり、逆転を許すこととなった
この回、広島は2死無走者から一挙に5失点を喫し、試合の流れを完全に失った
打線も7回に奮起し、先頭打者の秋山からの5連打を含む攻撃で4得点を奪ったが、結局ヤクルトに届かず、連勝はここでストップ
これにより、ヤクルトには今季3連敗となり、順位も厳しくなり、3位のDeNAに対してはゲーム差が6に広がった
この結果、残り12試合で2年連続の勝率5割以下が確定する結果となった
試合後、新井貴浩監督は、一連のプレーについて以下のように語った
まず6回の逆転について、「アドゥワは全体的にいいピッチングだったが、そこで味方のミスもあった」と評価
特に秋山選手の失策について、「起用しているのは自分なので、ミスを恐れずプレーするように励ましていきたい」と選手を擁護した
さらに、「ビッグイニングができたが、その後も最後まで諦めずに攻撃できたと思う」とチームの粘り強さを評価した
下位打線からもチャンスを作り、1番打者・中村奨選手が2安打3打点を記録したことについても、「今日の奨成は良いバッティングを見せてくれた」と称賛し、次戦への期待を寄せた
今回の試合では、広島の選手たちが粘りを見せたものの、一瞬のミスが試合の流れを変える厳しさを改めて感じさせられました。新井監督の選手に対する理解あるコメントも印象的です。選手が自信を持ってプレーできるような環境作りが今後の鍵となるでしょう。
キーワード解説
- 適時失策とは?:試合において、守備側がエラーを犯し、そのエラーによって相手チームが得点することを指します。
- ビッグイニングとは?:一回の攻撃で多くの得点をすることを意味し、試合の流れを大きく変える要因となることが多いです。
- 勝率とは?:チームが勝った試合の割合を示す指標で、成績を評価する際に重要な数値の一つです。

