阪神、才木の好投も打線沈黙で中日に惜敗
2025年9月14日、甲子園で行われたプロ野球セ・リーグの試合で、阪神タイガースは中日ドラゴンズに0-1で敗れたこの試合では阪神の先発投手、才木浩人(26)が素晴らしい投球を見せたものの、打線の援護が得られず、今季7度目の零敗を喫した
先発の才木は7回を投げて1失点の成績を残したが、左前腕の打撲で欠場した近本光司外野手(30)の影響を受けた打線は、中軸トリオがわずか1安打に留まるなど精彩を欠いた
これにより、才木は6敗目(12勝)を喫し、DeNA・東との最多勝争いでも後退を余儀なくされた
試合は、スコアレスで迎えた7回、先頭打者のボスラーに二塁打を許し、続く山本の二ゴロで1死三塁のピンチを背負ったが、才木はその後の打者に対しても粘り強く投げた
しかし、石伊に先制点を許したことで、試合の流れが変わった
才木自身も「ボール球ですしね
しょうがないというところ」と悔しさを口にした
中日の先発投手、大野との投手戦に持ち込んだものの、打線は大野から得点を奪うことができず、8回まで散発的に4安打のみに終わった
特に9回には松山の前に森下、佐藤輝、大山が3者凡退となり、敗戦が決定的になった
チームとしては、前日の巨人戦から2連敗を喫し、最近の5試合で1勝4敗の成績となった
近本はこの日、前日の死球の影響でベンチ外となり、攻撃陣が苦しむ中でこれ以上の負けを許さない状況に置かれている
残り試合数を見据え、次の先発機会への意欲を示した才木は、「タイトルは獲れるやつは獲りたいなと思ってる」と引き締まった表情で話し、次こそは快投を期した
今回の阪神と中日の試合は、才木の好投があったにもかかわらず、打線が奮わなかったことで敗れたのが印象的でした。特に打撃陣の調子の悪さが目立ち、今後の試合での改善が求められます。また、近本が不在だったことも影響しているかもしれません。チームとしての連携や戦略が試される試合でした。
キーワード解説
- 先発投手とは?:チームの投手ローテーションの中で、試合の先頭を切って投げる選手のこと。
- 零敗とは?:試合で得点を一切挙げられずに敗れることを指す。
- 最多勝争いとは?:リーグ内で最も多くの勝利を挙げた投手に贈られるタイトルを争うこと。
- 防御率とは?:投手が自責点をどれだけ抑えたかを示す指標で、良い防御率ほど投手の成績が優れている。
- 打率とは?:選手が打席に立った中で、実際にヒットを打てた割合を示す数字で、打撃力を表す重要な指標。

