この敗戦により、現在３位の横浜DeNAベイスターズとのゲーム差は今季最大の６に拡大
特に、試合の流れを変える決定的な要因となったのは秋山翔吾外野手（３７）の落球だった
試合の流れと決定的瞬間
広島は序盤からリードを奪っていたが、６回裏に状況が一変したこの回、広島は２点リードの状態から攻守が交代し、秋山選手が右翼での守備に就いていた
そこで発生したのが、彼の落球という思わぬエラーだった
この落球により、ヤクルトは一気に試合の流れを掴むこととなり、五失点を記録
秋山選手の心境
試合後、秋山選手は言葉を詰まらせながら自身のミスについて反省を述べ、「落とすような打球ではなかった」と語った普段であれば捕球できるはずの球が、グラブに収まらなかったことに対して、首をひねる思いだったに違いない
彼は昨シーズン、ゴールデングラブ賞を受賞した実績を持つ選手であり、その信頼も高い
監督の対応
新井貴浩監督（４８）は、秋山選手のミスを責めることはせず、「起用しているのは自分なので」と言い、選手を擁護した今後も思い切ったプレーを続けるようにとの願いが込められた言葉だった
今後の展望
残る試合数は１２試合となり、広島の逆転でのクライマックスシリーズ（CS）進出は難しさを増しているまだ可能性は残されているが、選手たちはコンディションを整え、戦う姿勢を崩さないことが求められる
広島の秋山選手が試合中に見せたエラーは、特に痛感される。昨年は守備の名手として知られ、そのミスが浮き彫りになったことで、選手自身が精神面でも厳しい状況に置かれていることが感じられる。監督が選手をかばったものの、これからの試合においても経験豊富な選手である秋山選手には冷静さが求められるであろう。
キーワード解説
- 逆転負けとは？逆転負けとは、試合の中で一度リードしていたチームが、相手チームによって最後に逆転され、敗北してしまうことを言います。
- ゴールデングラブとは？ゴールデングラブは、プロ野球の守備において、特に優れた選手に贈られる賞で、その年の最も守備が優れた選手に与えられます。
- クライマックスシリーズとは？クライマックスシリーズは、プロ野球のプレーオフで、リーグの上位チームが対戦して日本シリーズ出場権を争う大会です。
