西武の野村大樹、実戦復帰を果たすも課題残る

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 ◆3軍戦 西武2―4鷺宮製作所(14日、カーミニーク) 西武ライオンズの内野手、野村大樹選手(25)が、鷺宮製作所との3軍戦に出場した

ポジションは「1番・二塁」でフル出場し、4打席で無安打ながら初回には四球を選んで出塁する場面も見られた

「内容的には悪くなかった」とコメントする一方で、結果に満足していない様子も窺えた

 野村選手は5月8日に出場選手登録を抹消された後、腰痛に悩まされ続け、6月22日のイースタン・リーグ・ロッテ戦を最後に2軍からも戦線離脱

7月30日には「内視鏡下腰椎横突起形成術」と呼ばれる手術を行い、シーズン中の復帰が難しいとされる中、8月29日に異例の速さで実戦復帰を果たした

この手術は、内視鏡を用いて腰部を治療する方法で、回復が早いのが特徴である

 復帰後の2週間で、野村選手は「感覚と実際の動きやタイミングをアジャストさせること」をテーマにあげ、その重要性を強調した

「捉えられてはいるが、ヒットにならないのはどこかズレがあるから」と説明し、実戦に出ることでしかそのズレを埋められないと語った

多くの打席に立つことが、今の課題に対処する最善策だと考えている

 最近は3軍だけでなく、2軍の試合にも積極的に参加し、全力でプレーする姿勢が見受けられる

「1試合に最低1回、芯に当てよう」という目標を持ち、実戦感覚と体力を取り戻すために努力している

残り17試合の中で「今季中に1軍の戦力に」という目標に向け、焦りを抱きながらも前向きに取り組んでいる

 この日の試合でも、誰よりも機敏に動き、打席での集中力は際立っていた

こうした姿勢の積み重ねこそが、1軍復帰への道を開く鍵になるだろう

野村選手の復帰後の行動には、今後の1軍復帰へ向けた真剣な姿勢が表れています。焦りを感じながらも、努力を重ねるその姿勢は多くのファンにとって希望となるでしょう。今後の試合での活躍に期待したいです。
キーワード解説

  • 内視鏡下腰椎横突起形成術とは? 腰の椎骨の形状を整えるために、内視鏡を使って行う手術です。この手術は患者への負担が少なく、回復が早いことが特徴です。

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