東京ドームでの激闘! 阪神・才木投手が好投も勝利ならず
(セ・リーグ、阪神0-1中日、21回戦、中日11勝10敗、14日、甲子園)阪神は中日に0-1で敗れ、先発した才木浩人投手(26)が7回1失点の好投もむなしく6敗目を喫したこれにより、後半戦初黒星となり、自身の連勝が「5」でストップ
セ・リーグ1位のDeNA・東克樹投手(29)に並ぶ13勝目を逃した
才木投手の投球内容
この日、才木は124球を投げ、7安打を許しながらも1失点という成績を残した防御率は1.60とリーグトップを維持したものの、13勝以上が条件の勝率で〝実質1位〟には立てなかった
彼は試合の中で「中盤の三、四、五回はポンポンポンと(三者凡退で)いい感じでいけた
7回を1失点はよかったかなと思う」と振り返った
打線の奮起を期待するも
才木は特に打線の援護がなく、相手投手大野から得点を奪えなかったことが悔やまれる試合の流れに影響を与えたのは、7回に発生したボール球を痛打された場面だ
これにより先制点を許すこととなり、試合を決定づける1点となった
投手3冠に向けた挑戦
才木は昨季自己最多の13勝を挙げ、推定年俸の大幅昇給を果たしたが「タイトルはひとつも取れていない」と食い下がる姿勢を見せた今年は「取れる可能性があるタイトルはすべて取る」と意気込みを語り、投球フォームを修正することで成績向上を目指した
8月の苦手月間においても好成績を収め、月間MVPに輝いた
監督の期待とチームの未来
試合後、藤川監督は「また次に頑張ればいいかな、と思いました」と才木を励ましたチームは残り12試合で、才木の先発機会はあと2ゲームを予定
一方で、投手3冠の可能性もあり、さらなる活躍が期待されている
才木は「いつも通り、自分のピッチングをするだけ」と冷静に次を見据えており、大きな目標を最後まであきらめない姿勢を見せている
阪神の才木投手は、好投しながらも勝利を逃したことが印象的でした。特に打線の援護がない中での挑戦は、チーム全体の状況に課題を感じさせます。残りの試合での挽回を期待したいです。
キーワード解説
- 投手3冠とは?投手の成績において、勝利数、防御率、及び奪三振数の3つの部門でリーグ1位を達成することを指します。
- 防御率1.60とは?投手が投球した回数に対して、許した得点の割合を示すもので、数値が小さいほど優れた投手とされています。

