巨人・田中将大、日米通算200勝を目指す中での峻烈な試合展開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇15日 DeNA―巨人(横浜) 巨人・田中将大投手が日米通算200勝をかけて登板した中、泉口友汰内野手がヒヤリとするエラーを犯しました

この日は試合開始早々、両チームともに得点を奪えず、静かな流れが続いていました

しかし、4回裏の攻防で状況が一変します

0―0のまま迎えたその回、先頭打者の筒香嘉智選手が放った二遊間への強烈なゴロに対し、内野手の泉口はグラブを持つ左手を伸ばしましたが、捕球ミスをしてしまいます

このエラーにより、無死で走者を出すという嫌な流れが生じました

先に攻撃機会があった巨人は、4回表に無死一、二塁のチャンスがありながら得点を挙げられず、さらにはすぐにエラーで走者を出してしまったことが影響しました

田中将はその後、続くオースティン選手を三塁ゴロによる併殺打に打ち取り、さらには佐野選手も遊撃ゴロに打ち取ることで、無失点で切り抜けることができました

田中将は前回の登板である先月28日の広島戦(マツダ)においても泉口のエラーによって苦境に立たされた経験を持っていました

この試合では、1点リードの2回1死満塁から内野ゴロをエラーし、これがきっかけで同点に追いつかれ、さらに勝ち越されるという結果につながりました

その際、田中はわずか2イニングで5失点し、200勝は先延ばしとなりました

しかし、今回はエラーがあったものの、失点には結びつかなかったのは大きな収穫です

試合中に選手がエラーを犯すことはよくありますが、その影響は試合の流れを大きく変えることがあります。田中投手が200勝を迎えるためには、守備陣の安定が欠かせません。泉口選手には今後の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • エラーとは?:野球において、守備側がミスをして攻撃側に出塁を許すことを指します。
  • 併殺打とは?:一度の打撃で二人の走者をアウトにすることを意味し、主に内野の守備プレーで見られます。

SNSでもご購読できます。