田中将大投手は6回2失点と力投を見せましたが、日米通算200勝の達成は持越しとなりました
田中投手は、5回まで無失点のピッチングを続けていましたが、6回に先制点を献上しました
2死一、二塁で迎えた打席で石上選手が放った右越えの打球が、右翼手の中山選手の努力もむなしくグラブに触れることなく、鋭い打球として飛び込み難なく2者が生還
それにより、スコアは0-2となりました
その後、田中投手は7回の攻撃で代打を送られ、球数90球で交代となりました
試合中には5回に左翼手の丸選手、6回には中堅手キャベッジ選手が好守を連発するなど守備に助けられたものの、田中投手は「いい形で凡打を打たせられていた
バックも素晴らしいプレーを見せてくれたが、最後に粘り切りたかった」と振り返ります
さらに「ストライクが揃いすぎてしまったことが反省点」と述べ、より低目に投げ切る必要があると感じている様子でした
また、田中投手は「相手のケイ選手も良い投球をしていた
先に点を取られてしまうと、このような試合になってしまう
自分ももう少し粘りが必要だと感じた」と悔しさを滲ませました
6回終了後には阿部監督に声をかけられ、彼も頷く姿が見られました
阿部監督は試合後、21日の中日戦での田中投手の先発を明言し、右腕は「勝つためにしっかり準備するだけです
前を向いてやっていきます」と意気込みを語りました
今回の試合では田中将大投手が6回2失点という力投を見せましたが、巨人はまさかの完封負けを喫しました。特に6回の先制点は感情的な影響も大きく、田中投手の反省の言葉からは、彼自身の悔しさが伝わってきます。それだけに、次の試合への準備がどれほど重要であるかを再認識させられました。
キーワード解説
- 完封負けとは？：試合中、相手チームが得点を記録できず、無得点のまま試合が終わることを指します。
- 日米通算200勝とは？：日本とアメリカのプロ野球で通算して200勝を達成することを指し、非常に難しい快挙とされています。
- ストライクが揃いすぎるとは？：投球の際、ボールがストライクゾーンの中心に集中しすぎることを意味し、打者にとっては狙いやすい投球となります。
