巨人・杉内コーチが田中将大投手のピッチングを称賛
2025年9月15日、横浜にて行われたプロ野球セ・リーグ試合で、読売ジャイアンツ（巨人）は横浜DeNAベイスターズに0対3で敗北しました試合後、巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ（44）は、先発投手の田中将大（36）について「もう十分、十分ですね
ナイスピッチングでしたね」と、その好投を評価しました
田中投手は6回を投げ、5安打2失点という結果を残しましたが、今季3敗目（2勝）を喫しました
杉内コーチは、「インコースも突いて、フォークを振らせる作業をしっかりやっていた」と、田中投手の投球内容に触れました
特に、4回までは1安打無失点という素晴らしい出来で、5回には2死満塁のピンチを迎えましたが、左翼に飛んだ長打性の打球を丸選手がダイビングキャッチし、無失点で切り抜けました
その後、6回にも先頭打者の筒香から右中間への強烈な打球をキャベッジ選手がダイビングキャッチ
このようにバックの好守に助けられつつ迎えた6回も、安打と四球で2死一、二塁に進められましたが、石上選手に初球スプリットを打たれ、決勝点となる2点適時二塁打を浴びてしまいました
田中投手は、移籍後初めて6回を投げきる試合となりました
杉内コーチは「まあ、紙一重ですからね
まあ、仕方ないですね
ナイスピッチングでしたけど」とその内容を総括しました
また、「ああいう気迫のあるピッチングを他の先発ピッチャーもやってくれると、凄い士気が上がる」と強い期待を示しました
試合終了後、阿部慎之助監督（46）が、田中投手が9月21日の中日戦で今季2度目の中5日で先発することを明言しました
杉内コーチも「本人にも伝えてありますんで、しっかり調整してくれると思います」と信頼を寄せ、「中5日は短いですが、今日のピッチングを見ると託すしかないですね」とコメント
田中投手への期待を込め、「チームが勝つためにね
それでマー君に200勝が付けばいいなと思います」と語りました
今回の試合では、田中将大投手が印象的なピッチングを見せましたが、チームは敗れてしまいました。杉内俊哉コーチの評価も高く、特にその気迫ある投球が他の選手への士気向上につながることが期待されます。次戦では、短い中5日での先発が決まっているため、チーム全体が田中投手の活躍をサポートできるかが注目されます。
キーワード解説
- チーフコーチとは？: チーフコーチは、チームの特定の部門で指導責任を担うコーチのことです。野球では、ピッチャー専任のチーフコーチが存在し、投手の育成や戦術を指導します。
- 無失点とは？: 無失点とは、投手が相手に点を取られないことを意味します。試合を通じて無失点で抑えることは、特に高い評価を受けます。
- ダイビングキャッチとは？: ダイビングキャッチは、野球やソフトボールでボールを捕るために、選手が地面に飛び込む動作を指します。このプレーは困難で、観客を魅了します。
- 中5日とは？: 中5日は、先発投手が試合の間に5日間の休養を取ることを指し、次戦に再びマウンドに立つために必要な調整期間を意味します。通常、先発投手は6日間のサイクルが理想とされていますが、中5日は短い間隔の出場を意味します。
- 適時二塁打とは？: 適時二塁打は、ヒットが出た際に、走者が本塁を得点するために必要な塁を進めることを指します。特に得点圏での打撃が評価されます。
