試合は4-4の同点から進み、小郷は「意味が分からないぐらい感触がよかった」と振り返り、今季の低迷を乗り越えた喜びを噛み締めた
小郷選手は昨季、12球団で唯一の全143試合フルイニング出場を果たし、チームを牽引していたが、今季は試合前の時点で打率が・167と苦しんでいた
敬老の日の試合前には「おじいちゃん、おばあちゃんに感謝しながらプレーしましょう」と仲間に声をかけ、プレーに臨んだ
そして、4時間21分に及ぶ試合の末に、勝利を手にした小郷は涙を浮かべながら「亡くなったおばあちゃんが力を貸してくれた」とコメント
また、延長十二回にはD4位に位置する江原(日鉄ステンレス)が登板し、1回無失点に抑えてプロ初勝利を飾り、小郷に素晴らしい瞬間をプレゼントした
これにより、楽天は3位オリックスとのゲーム差を3に縮め、クライマックスシリーズ進出に向けた逆襲を続けている
今回の記事では、小郷裕哉選手の大きな成就と、彼のモチベーションの源について触れられていました。特に、亡くなったおばあちゃんへの感謝の気持ちを表明した点が印象的でした。プロ野球選手としての厳しい闘いの中では、こうした家族との絆が力になるのだと感じます。また、楽天がクライマックスシリーズに向かって着実に前進していることも、ファンにとって嬉しい情報です。
キーワード解説
- サヨナラ弾とは?:試合の最後で決勝点を決める本塁打のことを指します。これによってチームが勝利するため、非常に重要な役割を果たす一打です。
- フルイニング出場とは?:試合の全てのイニングを通じてプレーし続けることを意味します。これにより選手の体力や耐久性が問われるため、非常に難しい記録とされています。
- クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球において、レギュラーシーズン終了後に行われるプレーオフのことを指します。上位チームが優勝を目指して対戦します。

