DeNA・ケイが巨人を相手に完封勝利、シーズン9勝目を挙げる

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◇セ・リーグ DeNA3―0巨人(2025年9月15日 横浜) 来日2年目のDeNA投手・ケイが、汗を滴らせながら126球を投げ抜き、巨人戦で完封勝利を収めた

最終的な投球結果は9回を投げ切り、6安打を許すも無失点

さらに、11奪三振を記録し、今シーズン9勝目を挙げた

ケイは試合後、「試合前は万全だったが、今は疲れている

守備や打線にも助けられた勝利だ」と振り返った

ニューヨーク出身のピッチャー

ケイはメジャー経験はないものの、幼少期からニューヨーク・ヤンキースのファンであり、大学時代の2014年に田中将大がヤンキースに移籍した際には、日本から偉大なピッチャーが来ることを心待ちにしていた

「日本で対戦できる特別な瞬間」と語るケイは、メジャー1年目のブルージェイズ時代に自身の先発対決を回顧し、特別な感慨を抱いていた

防御率1.71の快投

現在、ケイは規定投球回に達しており、防御率は1.71とリーグ2位

チームは今後のクライマックスシリーズ(CS)をホームで実施したいと願い、ケイの快投でその可能性が高まった

歴史的な完封勝利

今回の完封勝利は、DeNAにとって特別で、同一球団の複数外国人投手が同じ年に巨人戦で完封を果たしたのは史上第3例目

この記録は、1965年の阪神のバッキー(2完封)、バーンサイド、2002年の横浜のホルト、バワーズに次ぐものであり、そのうち2度がDeNAの選手となっている

ほんの少しの運と強い努力があったケイの完封勝利は、彼のキャリアにおいて忘れがたい瞬間となりました。過去のメジャーリーグでの経験を経て、日本のプロ野球でもその実力を際立たせています。特に巨人という強い相手に対し、圧倒的なピッチングを披露したことは、多くのファンにとって感動的な試合でした。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?:試合中に相手チームに1点も得点を許さず、試合を終えることを完封勝利と呼びます。投手にとっては非常に名誉ある成果です。
  • 奪三振とは?:投手が相手打者を三振に打ち取ることを奪三振といいます。打者がバットを振ることなく三振する場合、非常に高い技術と力を示します。
  • 防御率とは?:投手が試合中に許した得点の平均を示す数字で、低いほど優秀な成績を示します。1.71という防御率は非常に優れたものです。

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