広島・小園海斗選手が打率・安打数・出塁率でリーグトップを維持、初のタイトル奪取へ挑戦中

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◇セ・リーグ 広島6―2ヤクルト(2025年9月15日 マツダ)広島東洋カープの内野手、小園海斗選手(25)は、9月15日のヤクルト戦で初回に先制打を含む2安打3打点を記録し、チームの勝利に貢献しました

小園選手は今季49度目のマルチ安打を達成し、打率、安打数、出塁率のいずれもリーグトップという成績を維持しています

これにより彼は、自己初のリーグタイトル獲得に向けて意気込んでいます

この試合では、小園選手が初回無死一、二塁からヤクルトの青柳選手が投じたツーシームを捉え、右前に適時打を放ちました

彼の一打がチームにとって7試合連続で先制点をもたらし、マツダスタジアムは歓喜に包まれました

小園選手は試合後、「打たないといけない雰囲気が非常に強かった」と語り、青柳選手との対戦に向けて事前に映像を分析し、アプローチを練っていたことを明かしました

試合はその後も続き、彼は2回に左ふくらはぎに死球を受け、さらに4回には四球を選ぶなど攻撃を継続させました

そして6回の無死満塁の場面では、3番手の松本健投手から2点打を放ち、試合を再び有利に進めました

小園選手の得点圏打率はリーグトップの0.422を誇り、今季、特に注目すべきは彼の出塁率の向上です

昨季の588打席で30四球に対し、今季は547打席で41四球を選んでおり、積極的に攻撃しながらも新たな戦術「四球を選ぶことで打率をキープ」を取り入れているといいます

打率は0.307、安打数は153本、出塁率は0.362で、いずれもリーグトップの成績を誇る小園選手は、自己初の個人タイトルへ向けた期待を寄せています

レギュラーシーズン残り11試合を控え、「毎日が面白い」と自らの目標を楽しむ姿勢を保ちながら、今後の試合に向けて準備を進めています

「安打も打率も上げて、タイトルを獲れるよう頑張ります」と強い決意を表明する25歳

果たして、彼は自身の目標を達成することができるのでしょうか

広島・小園選手は、特に自らの成績を意識しつつ、攻撃の要としてチームに貢献しているようです。相手投手との対戦を楽しむ姿勢と、自己成長に対する意欲が彼の強さの秘訣と言えるでしょう。
キーワード解説

  • マルチ安打とは? 1試合で2安打以上を記録することを指し、選手の打撃能力が高いことを示します。
  • 得点圏打率とは? リーグでこの打率が高いことは、試合の勝敗に直結する重要な指標とされます。
  • 出塁率とは? プレイヤーが打席に立った際に、出塁する確率を示す指標です。四球やエラーも含まれます。

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