戸郷翔征、ヤクルト戦に向けた緊張感漂う先発調整
巨人の戸郷翔征投手(25)が、16日にジャイアンツ球場で行われた投手練習に参加し、17日のヤクルト戦(神宮)に向けて入念な調整を行いました戸郷は今季、ヤクルト戦で2試合連続白星を獲得しており、ツバメ打線との相性が良好であることがうかがえます
特に、8月19日に行われた敵地での同戦では、8回を投げて2失点と成し遂げ、今季最長の登板を果たしました
しかし、戸郷選手は「チームが乗るような打撃をする選手、一発を警戒しないといけない選手が多い」と警戒心を示し、「しっかりデータを入れて挑めたらなと思います」と、相手のデータ分析に重きを置いていることが伺えました
また、神宮球場は他の球場と比べて得点が入りやすい「狭い球場」として知られています
このため、戸郷は「球場が狭い分、丁寧にいかないといけない」と慎重に考えているようです
しかし、過去の試合で「大胆にいけてない」と分析しており、「大胆にいきながら丁寧に攻めるところをしっかりできたらなと思います」と目標を掲げています
さらに前日に行われたDeNA戦(横浜)では零封負けを喫しており、チームは2位から3位に降格しました
その結果について戸郷選手は「先を見るよりは目の前の1試合を野手も含めて戦ってる」と語り、残された11試合を短期決戦のように捉えている様子です
右腕は「本拠地でCSの初戦を迎えたいという気持ちは変わらない
セ3位のDeNAとのゲーム差も少ない中でやれているこの状況をしっかり把握しながら、やっていけたらなと思います」と、チームの意気込みを語りました
戸郷翔征選手がヤクルト戦に向けて非常に真剣に準備を進めている姿は、プロとしての自覚を見せています。過去のデータを分析し、相手打線に対する警戒感を持ちながら、自身のピッチングスタイルを見直す姿勢は、今後の試合に向けて大いに期待が持てます。
キーワード解説
- 先発とは?: 野球における先発とは、試合の開始時に先頭で投げる投手のことを指します。先発投手は試合の流れをつかむ重要な役割を持っています。
- データ分析とは?: データ分析とは、野球において選手やチームの成績、相手の傾向を数値化して、試合に役立てる技術です。
- 零封とは?: 零封とは、あるチームが試合中、相手チームに得点を一切与えないことを意味します。
- CSとは?: CSとは、クライマックスシリーズの略で、プロ野球のポストシーズンの一部で、地域ごとの争いが行われます。

