ロッテ、イースタン・リーグで楽天に劇的な逆転勝利
9月17日(水)、森林どりスタジアム泉にて行われたイースタン・リーグの試合で、千葉ロッテマリーンズが東北楽天ゴールデンイーグルスに対し、2対1で劇的な逆転勝利を収めた先発投手のパフォーマンス
ロッテの先発投手は田中楓基が務め、対する楽天の先発投手は瀧中瞭太であった試合は田中が立ち上がりにピンチを迎えた
3回裏、陽柏翔の内野安打と盗塁で二死三塁の状況を作り、ゴンザレスの打席でワイルドピッチ(投手が明らかにキャッチャーが捕球しきれない投球をしたことによって生じる走者の進塁)を許し、三塁ランナーが生還
ロッテは早くも先制点を許してしまった
攻撃の試行錯誤
その後、ロッテは5回表に無得点に終わり、瀧中を攻めあぐねた結果、三者凡退に打ち取られた田中は4回を投げ58球を投じ、2安打、3奪三振、3四球、1死球、1失点の成績で降板した
次にマウンドに上がったのは西村天裕
この西村は5回裏、小森航大郎、陽柏翔、永田颯太郎をきっちり三者凡退に打ち取った
逆転の瞬間
試合終盤の7回表、ロッテは好打順を活かせず無得点に終わったが、8回表には高野光海の二塁打や松石信八の安打で一死満塁のチャンスを迎えるここで和田康士朗が押し出しの四球を選び同点に追いつくと、さらに二死満塁から宮崎竜成が適時打を放ち、この試合初めてリードを奪うことに成功した
守護神の奮闘
8回裏には4番手の坂本光士郎が登板安打と四球で二死一・二塁のピンチを迎えたものの、見事に無失点で切り抜けた
そして1点リードの9回裏には5番手の廣畑が登場し、代打の島内宏明、吉納翼、小森航大郎を三者凡退に仕留め、試合を締めくくった
試合の結果
ロッテは楽天に2対1で勝利し、今季のイースタン・リーグでの戦いにさらなる自信を持つ結果となった今回の試合は、ロッテの若手選手が逆転勝利を収めたことが際立ちました。特に8回表の攻撃では、冷静な対応が光り、逆転を引き寄せたことはチーム全体に良い影響を与えるでしょう。このような試合を通じて自信をつけていくことが、ロッテにとって今後の展開に大いに役立つと考えられます。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球における二軍リーグの一つで、主に若手選手や怪我から復帰した選手がプレーする場です。
- ワイルドピッチとは?:投手が投げたボールがキャッチャーによって捕球されず、ボールが逸れたことでランナーが進塁できる状況を指します。
- 三者凡退とは?:攻撃側のチームがその回に三人のバッターをすべてアウトにされることを意味します。

