先発の戸郷翔征投手(25)は初回に2失点を喫し、制球も乱れる場面が多かったが、その後は粘り強い投球で6回を投げきり、最終的には7勝目を手にした
試合のハイライト
試合は、2点を追う2回にリチャード内野手(26)が神宮球場での得意とする奥川投手から同点となる11号の2ランホームランを放ち、試合の流れを変えたさらに、3回には泉口選手の犠飛で勝ち越しに成功
守備陣の活躍
8回には、抑えの大勢投手が球団新の50ホールドポイントに到達し、試合を締めくくったマルティネス投手も球団タイの42セーブ目を記録巨人はこれにより、2位のDeNAとのゲーム差を維持した
阿部慎之助監督のコメント
試合後、阿部監督は「戸郷はよく粘った」と評価特に、村上選手に対する投球が改善の兆しを見せたことに言及
「最後のほう、村上の時になんかやっとエンジンかかったかな」と語った
また、リチャード選手については「前に飛べば何とかなるんだけど、その後の打席がからっきしだった」と反省点も示した
岸田選手の状況と来季の展望
試合中に死球で負傷した岸田選手については「大丈夫だと思います」とコメントまた、山口オーナーが阿部監督の来季続投を明言したことにも触れ、「2位を死守するために最後まで頑張りたい」と意気込んだ
今回の巨人の逆転勝利は、チームの士気を高める重要な試合となった。投手陣の粘りと打線の連携が光り、阿部監督続投の決定も、安定した指導力が評価されたことを意味している。ファンにとっても、今後の展望が楽しみになる試合だった。
キーワード解説
- 逆転勝利とは?:試合の途中で劣勢から優勢に立ち直ることを指し、特にスポーツでは劇的な展開としてファンに喜ばれる。
- ホールドポイントとは?:投手が救援登板した際に、チームが勝利を収めた場合に与えられるポイント。試合の決定的な場面での貢献を示す指標。
- 監督の続投とは?:現在の監督が次のシーズンも同じチームを指導することを意味し、チームの未来への信頼の証となる。

