阪神・森下翔太、待望の1試合4安打で打線をけん引

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<広島1-6阪神>◇17日◇マツダスタジアム 阪神タイガースの外野手、森下翔太(25)が圧巻のパフォーマンスを見せた

彼は今季4度目の1試合4安打を達成し、5月5日の巨人戦以来、約4カ月ぶりという快挙を成し遂げた

特に注目すべきは、今季初の全5打席出塁で、チームの打線を力強く引っ張った点である

森下は試合後、「雨で遅れて入りも難しかったけど、1打席目にすごく集中して入れたので、この結果につながった」とコメント

試合開始が1時間以上遅れる中で、初回の第1打席から鋭いスイングで二塁打を放った

試合は0-0で迎えた3回、2アウトの2塁から森下は中前適時打を放ち、先制点を挙げる

さらに7回には右中間へ二塁打を打ち、9回の最終打席では再び2アウトの状況で左前適時打をマーク

計4安打の活躍を見せ、2打点を上げた

森下は「3本で終わらず、4本目絶対いったろうと」と語るように、普段から意識している固め打ちに成功し、今季85打点を達成した

プロ3年目で通算199打点となり、球団生え抜き右打者として最多の岡田彰布に並ぶ

彼は次の200打点に王手をかけている

今季はすでに両リーグ最多の勝利打点19を記録

3回の先制打は、直後に同点にされたものの、今月初の適時打2本を挙げた

森下は、「優勝が決まっているとか関係ない

自分に満足していないので、変わりなくやっている」と向上心を持ち続けていることを強調した

この日の試合では、通常は「4番三塁」を守る佐藤輝明が今季初のベンチ外となり、急造のクリーンアップとして大山が4番、木浪が5番に座る中、森下がその役割をしっかり果たした

今回の森下選手の活躍は、多くのファンにとって嬉しいサプライズであり、今後の試合でも期待が高まります。また、チーム全体が勝利に向かう姿勢を見せており、特に急造の打順が機能している点にも注目したいです。森下選手の向上心は、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • 固め打ちとは?:特定の試合で同選手が同じようにヒットを多く打つことで、打線全体の流れを良くすることを指します。
  • 勝利打点とは?:勝利した試合で得点を挙げた打撃を指し、特に重要視される指標の一つです。
  • 適時打とは?:得点を挙げる場面でヒットを打つことで、チームに貢献する打撃を指します。

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