ソフトバンクが日本ハムを撃破、リーグ優勝へ近づく
2025年9月18日、パ・リーグの「天王山」とも言える試合で、福岡ソフトバンクホークスが北海道日本ハムファイターズに3-2で勝利しましたこの勝利は、ソフトバンクにとって2年連続のリーグ優勝へ向けた重要な一歩となりました
試合のクライマックスを迎えたのは、福岡ソフトバンクの抑え投手である杉山一樹選手でした
プロ入り7年目を迎えるこの右腕は、リーグ単独トップとなる28セーブ目を記録し、勝利に大きく貢献しました
杉山選手は試合後、「チームが勝てれば何でもいい
セーブ数は後からついてくると思って、残りの試合も投げたい」とコメントし、チームプレーへの強い意志を示しました
試合は序盤から日本ハムがリードを奪う苦しい展開でしたが、八回にソフトバンクが意地を見せました
栗原陵矢選手のソロ本塁打と川瀬晃選手の押し出し四球により逆転に成功しました
この瞬間、本拠地の「みずほペイペイドーム」は熱気に包まれました
九回には杉山選手がマウンドに上がり、試合を締めくくる際のプレッシャーの中で期待に応えました
先頭打者の矢沢宏太選手には、彼の持ち球である直球とフォークを駆使し、最後は155キロのストレートで空振り三振に仕留めました
さらに、この日2打点を挙げた野村佑希選手を1球で打ち取ると、締めのレイエス選手もストレートで三振に抑え、試合を締めくくりました
杉山選手はもともと先発投手を目指していましたが、昨季から中継ぎとしてチームを支える役割を担い、オスナ選手の不振に伴い、抑えとして白羽の矢が立ちました
口数は少なく、「投げろと言われた所で投げるのが仕事」と語る杉山選手ですが、勝利を目指して全力を尽くす姿勢が印象的です
今回の試合では、ソフトバンクのチーム力が光ったと言えます。逆転勝利を収めたことで、リーグ優勝の可能性が高まる中、選手たちの士気も高く感じられました。特に杉山選手の抑えとしての安定感は、チームにとって大きな武器になるでしょう。
キーワード解説
- 抑えとは？
- ソロ本塁打とは？
- ストレートとは？
- 三振とは？
