この一打は、横浜高校の先輩である涌井のスライダーを捉えたもので、打球は一直線に右中間席中段へ
その瞬間、観客の歓声が響き渡った
試合は2点ビハインドの5回、2死一、二塁の場面
筒香は「2死からチャンスを回してもらったので、ランナーを返すことに集中して打席に入ることができた」とコメントし、納得の表情を見せた
また、涌井からのホームランは公式戦では初めてで、彼は「偉大な先輩」とリスペクトしつつも、「今のチーム状況では、相手が誰という意識はない」と勝負に集中したと語った
さらに、後輩の石田裕(2年目・右腕)も勝利に貢献
石田は横浜で育ち、筒香のファンだったと明かし、「2軍で頑張っている姿を見てきた」と、その共闘を喜んだ
筒香は8月に月間打率3割5分5厘、8本塁打と完全復活を印象づけたが、9月は前日まで12試合で打率1割8分9厘と下降
しかし、彼は10日の阪神戦以来6試合ぶりのホームランを放ち、6回には適時打も決め、14試合ぶりのマルチ安打を記録した
これにより、彼はチームの打撃部門でトップに立った
昨年、3位からの驚きの躍進を見せたDeNA
今年はその立ち位置を維持しつつ、上位を狙う準備が整いつつある
筒香は「ホームでクライマックスシリーズ(CS)を決められるように頑張りたい」と意気込んでいる
今回の筒香選手のパフォーマンスは、チームにとって非常に重要な意味を持つものでした。彼の逆転3ランは、試合の流れを引き寄せただけでなく、チーム全体の士気を高める結果となりました。今後、彼の活躍がどのようにチームに好影響を与えるのかが楽しみです。
キーワード解説
- 逆転3ランとは?:試合中にチームが負けている状況で、本塁打を打ち、得点が逆転することを指します。
- クライマックスシリーズ(CS)とは?:日本のプロ野球におけるポストシーズンの形式で、リーグの優勝チームを決定するために行われます。
- 打率とは?:選手の打撃成績の指標で、安打数を打数で割った値をパーセント表記したものです。高ければ高いほど成功率が高いことを示します。

