阪神ヘルナンデス、待望の初本塁打で存在感を示す

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◇セ・リーグ 阪神7―2広島(2025年9月18日 マツダ) 阪神タイガースのヘルナンデス選手が、広島東洋カープ戦で待望の今季初本塁打を放ち、注目を集めている

佐藤輝選手の代役として昇格し、この日の試合に三塁で先発出場したヘルナンデスは、6回の表に登場し、広島の中崎選手が投じた初球、144キロの直球を見事に捉えて左翼スタンドへ弾き返した

この一発は、1点差に詰め寄られた後の追加点となり、チームにとっても大きな意味を持つホームランとなった

今季は長らく2軍生活を強いられていたヘルナンデスだが、この本塁打で外国人選手のシーズン中に本塁打無しという不名誉な記録に終止符を打った

1952年以降、外国人選手が在籍する中で本塁打を放たなかった選手はいなかったため、この記録を破ることは大きな意義がある

531日ぶりの「助っ人弾」は、昨年4月にノイジーが放って以来、待ち望まれていた瞬間であった

このホームランに至るまで、ヘルナンデスは2軍での時間を有意義に活用した

ボールゾーンへのスイング率が高かったため、北川2軍打撃コーチの指導を受け、打撃フォームを改良し、コンタクト率を向上させることに成功した

北川コーチは、「彼の魅力はライナーで伸びていく打球にあり、見極めてボールを叩く力がある」と期待を寄せており、この進化を実現したヘルナンデスは、今後のチャンスに残留を強くアピールした

試合後、ヘルナンデスは「すごく良い一日になった

監督が信じて使ってくれて、その中で打てて良かった」と語った

彼の自信がみなぎった姿勢は、これからの試合にも影響を与えるだろう

ヘルナンデス選手の今季初本塁打は、長らく待たれていた瞬間であり、彼自身が成長を遂げたことを示すものです。特に、選手が不調から立ち直り、結果を出す姿は、野球の醍醐味を感じさせます。今後の活躍にも期待が高まります。
キーワード解説

  • 本塁打とは?: 野球における本塁打は、打者がボールを打ってから1周し、得点に結びつくプレーです。
  • 佐藤輝選手とは?: 阪神タイガースの選手であり、主に外野手や三塁手として活躍しています。
  • 外国人選手枠とは?: プロ野球において、チームが登録できる外国人選手の数を制限する制度のことです。
  • コンタクト率とは?: バッターがボールを打つ確率を示し、スイングした際にボールに当たる率を指します。

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