巨人・キャベッジの集中力に陰り、阿部監督が奮起を促す

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プロ野球の巨人は9月18日、ヤクルト戦(神宮)で0-5の零封負けを喫しました

この結果、3位の巨人は一夜にして借金生活に戻り、2位のDeNAとは2ゲーム差となりました

先発したのは2年目の左腕・森田選手で、プロ最短となる3回で6安打4失点と厳しい結果に終わり、打線も好機を3度迎えながら無得点に終わりました

試合後、阿部慎之助監督(46)は「先発ピッチャーが厳しい状況だから、それを覚悟していくしかない

何とか打って返すしかない」と攻撃陣に奮起を求めました

しかし、4位の広島とは6差で、今季のクライマックスシリーズ(CS)出場圏内は維持していますが、不安材料も存在します

その一つが、チームトップの16本塁打を記録している外野手トレイ・キャベッジ選手(28)のパフォーマンスについてです

「集中力がなく、アウトカウントの間違いや、考えられないようなミスが目立つ」と、チームスタッフは手厳しく指摘しています

キャベッジ選手は前日の試合で起こした凡ミスが響きました

初回の攻撃で一死から四球で出塁したにもかかわらず、次打者の左飛で二塁ベースを回るという不可解な走塁を見せ、帰塁できずに併殺となりました

さらに、守備の際には右翼手の中山選手とお見合いし、先制点を与える結果となりました

短期決戦となるCSでは、流れを引き寄せる一発や長打力が求められる一方、細かいミスが命取りになるため、キャベッジ選手の起用には慎重さが必要だとしています

「彼が不動のセンターとして使えるなら悩むことはないが、彼が乗っていない日であれば使わないなどの対策も必要かもしれない」と話す声も聞かれています

一発の魅力を持つ助っ人選手ですが、その起用に関しては厳しい判断が求められています

巨人のキャベッジ選手の集中力低下が、チームに悪影響を与えているという指摘は非常に重要です。特に、短期決戦であるCSに向けて、チーム全体の士気やパフォーマンスが左右されるため、こういった細かいミスは大きな問題となります。阿部監督の指導が選手たちにどう影響するかが注目されます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:クライマックスシリーズは、プロ野球のリーグ戦終了後に行われるプレーオフ制度のことです。各リーグの上位チームが対戦し、シリーズを制したチームが日本シリーズへの出場権を得ます。
  • セントラル・リーグとは?:セントラル・リーグは、プロ野球の日本の2つのリーグの一つで、約6チームが所属しています。リーグ戦を通じて順位を決定し、クライマックスシリーズへ進むチームを選出します。
  • ホームランとは?:ホームランは、バッターが打ったボールがフェンスを越え、ランナーがが一周して得点することを意味します。特に試合の流れを変える重要なプレーとされています。

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