阪神タイガース、ポストシーズンに向けて畺世周選手の活躍に期待

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2年ぶりのリーグ優勝を達成した阪神タイガースだが、今シーズンの真の目標は日本一奪還にある

クライマックスシリーズおよび日本シリーズという短期決戦を制するためには、スターティングメンバーだけでなく、ベンチの層の厚さが勝敗を大きく左右する

そこで、残り試合で藤川球児監督にアピールを続ける選手として、6人を紹介する

畠世周

・投打:右投左打・身長/体重:186cm/82kg・生年月日:1994年5月31日・経歴:近大福山高 - 近畿大・ドラフト:2016年ドラフト2位(巨人)

昨オフに行われた現役ドラフトを通じて、読売ジャイアンツから移籍したプロ9年目の畠世周選手

今年は出遅れたものの、今後の活躍が期待されている

巨人時代には先発、中継ぎ、抑えとして実績を積んできた畠選手は、その経験と投球技術を活かして阪神タイガース投手陣の新たな戦力となると期待されていた

しかし、4月には右中指のコンディション不良が影響し、約4カ月間のリハビリを余儀なくされた

8月6日に復帰した後、二軍のシート打撃に登板し、同31日には今季初の一軍昇格を果たした

優勝マジックが6となった9月3日、中日戦で彼は3点ビハインドの場面で登板し、1回を投げて被安打0、無失点に抑える好投を見せた

続く5日の広島戦でも5点リードの場面で登板、最速147キロの直球を軸に無失点に抑えた

さらに、6日には2点リードの局面での登板で最速149キロを記録し、移籍後初となるホールドを記録した

続く10日のDeNA戦でも無失点に抑えるなど、ここまで8試合に登板して2ホールドポイント、防御率は驚異の0.00という成績を収めている

ポストシーズンのクライマックスシリーズや日本シリーズでの登板経験もある畠選手が場面を問わず登板できる見込みが立ったことで、今後の試合に向けて非常に心強い存在となりそうだ

阪神タイガースの畠世周選手はリハビリから復帰し、現在のところ無失点の好成績を収めている。クライマックスシリーズや日本シリーズに向けて彼の存在は非常に心強く、今後の試合での活躍が期待される。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは? プロ野球において、リーグ優勝チームが日本シリーズに進出するためのプレーオフ制度です。レギュラーシーズンの成績を基に、最終的に日本一を目指します。
  • ホールドとは? 投手が後続の投手に無失点でつなぐ役割を果たした場合に記録される成績で、リリーフ投手の能力を示す重要な指標とされています。
  • 防御率とは? 投手の成績を示す指標で、投球回数に対する被安打や自責点から計算されるものです。防御率が低いほど、投手のパフォーマンスが良いことを示します。

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