彼はルーキーイヤーの昨シーズン、18試合に登板し、1勝1敗、防御率3.25の成績を収めた
初勝利を挙げたのは昨年8月15日の西武戦であるが、その勝利は中継ぎとしてのものであり、今季の彼の目標は先発としての勝利である
初白星のその瞬間
昨年の西武戦では、大山は2回を無失点に抑え、プロ初勝利を手に入れたが、その試合は先発の石川柊太が3回2失点で降板した後に登板した大山は、その試合の中継ぎでしっかりと結果を残すことができたが、先発として勝利することの重要性を感じている
「中継ぎの勝利と自分でつくった試合で勝つのは大きく違う」と彼は述べた
制球力の向上を目指す
新シーズンに向けて、大山は「疲れた後の制球力」を重点的に鍛えることを決意した昨シーズンは中盤以降、体力が落ちると共に制球に苦しみ、特に9月以降は中継ぎで登板した7試合で計6失点と結果が振るわなかった
そこで、秋季キャンプからは意識を新たにし、ブルペンでの自主練習に積極的に取り組んできた
新人たちからの刺激
大山は、福岡県筑後市のファーム施設で新人選手たちが合同自主トレを行う様子から刺激を受けている「後から入ってきた選手たちに負けたくない」と語る彼は、自身の成長を促すために努力を重ねている
先発ローテーション入りを狙うが...
大山の大きな目標は、先発ローテーション入りだが、春季キャンプでは中継ぎからのスタートを告げられた「まずは中継ぎで結果を残さないといけない」と前向きに捉える彼は、自身の実力不足を認め、その克服に取り組む姿勢を見せた
彼にとって、着実な結果を積み重ねることが、目標への近道である
大山投手の成長と向上心が伺える記事である。特に、昨シーズンの課題を認識し、それを克服するために努力を重ねる姿勢は評価できる。先発としての勝利を追求する姿勢が、ファンにも期待されている。
キーワード解説
- プロ初勝利とは？：プロ野球選手がプロ入り後に初めて得た勝利のことを指します。この瞬間は選手にとって非常に特別な意味を持ちます。
- 中継ぎとは？：試合の途中で登板し、試合を引き継ぐ投手のことです。先発投手が疲れたり、降板した際に試合を守る役割を果たします。
- 制球力とは？：投手が投げたボールを狙った場所に投げる能力のことを言います。良い制球力があると、バッターを抑えるのに非常に役立ちます。
- 先発ローテーションとは？：シーズン中に定期的に登板する投手の順番を指します。先発ローテーションに入ることは、チームにおいて重要な役割を担うことを意味します。
