岡本和真、約90打席ぶりの一発で巨人を逆転勝利に導く
◆JERA セ・リーグ 巨人5―4広島(19日・東京ドーム) 巨人は岡本和真内野手(29)が、2回の無死からの12号ソロを皮切りに2打席連発の活躍を見せ、広島に逆転勝利を収めたこれにより巨人は2位のDeNAに1ゲーム差に迫り、自力で2位の可能性を復活させた
試合は、岡本が90打席ぶりに放った一発から始まった
自身最長ブランクの12号ソロが飛び出したのは、2点を追う2回先頭の場面
フルカウントからの6球目、大瀬良の外角低めの138キロカットボールに反応し、泳ぎながらも放った打球は左翼席上段へ
これまでの最長ブランクは18試合で、岡本はそのトンネルをようやく抜け出した
その後、4回には同点となる13号ソロを放ち、さらなる活躍を見せた
山崎伊織投手(26)は決勝の二塁打を放つなど合計3打点の活躍
マルティネスは9回を締め、球団史上新となる43セーブ目を記録した
岡本は試合後、「しっかりとかんでいたので、方向的にも行ったかなと思いました」と振り返り、久しぶりの本塁打に喜びを表現した
指揮官の阿部監督は、「チームの雰囲気を変えてくれた
それがあったからこそ勝てた」と岡本の貢献を称賛した
岡本は、ホームランがなくても試合で勝つことは難しいと述べ、復帰後に本塁打が少なかったことを反省
しかし、フリー打撃ではステップ幅を小さくすることや、バットの色を変える工夫を通じて、再び力強いスイングを取り戻すことができた
連日視察に訪れるMLBスカウトたちの目に留まる中でのこの日の活躍
巨人は早ければ20日にもCS進出が決まる状況となり、岡本は「一試合一試合勝てるように」と強い決意を示している
岡本和真選手の復活劇は、チームにとって非常に重要な出来事でした。約90打席ぶりのホームランというのは、選手にとって大きなプレッシャーがかかる中での成績であり、その経験は彼自身だけでなく、チーム全体にも良い影響を与えたでしょう。監督のコメントからも、岡本がチームの雰囲気を変えたことが伺え、今後の試合への期待が高まります。
キーワード解説
- ホームランとは?:野球で、打ったボールがボールパークの外に出るか、スタンドに入ることを指します。試合の流れを変える重要なプレイです。
- カットボールとは?:速球から変化する球で、打者が打ちにくいように外に逃げる特性を持ちます。投手が打者を混乱させるためによく使います。
- 二塁打とは?:打者が一塁と二塁の間を走り抜けることができるヒットのことを指し、その打者はベースを2つ進むことになります。

