川原田純平選手が2年ぶりの公式戦復帰、守備と打撃で奮闘
2025年9月19日、ウェスタン・リーグの一戦で、福岡ソフトバンクホークスの育成選手である川原田純平内野手(22)が約2年ぶりに公式戦に出場しました対戦相手は阪神で、ソフトバンクは10対0で勝利を収めました
川原田選手は、5回にダウンズ選手と交代し、遊撃手として途中出場
1死からの守備では打球を軽快にさばき、「守備のワンプレー目は緊張した」とその心境を振り返りました
打撃面でも6回に四球を選び、8回には遊撃への内野安打を記録
「1本出てよかった」と安堵の様子を見せました
青森山田高から2021年のドラフトで4位指名を受けて入団した川原田選手は、堅実な守備力と勝負強い打撃が持ち味
しかし、昨年2月に痛めた右足首の手術の影響で、2024年シーズンはリハビリを余儀なくされ、戦力外通告も受けました
文字通りの再起をかけ、育成契約を結んで今季に挑んでいます
今季は、5月に1年2カ月ぶりに実戦復帰
その後も再びリハビリを行いつつ、6月下旬から試合を重ねてきました
ファーム非公式戦では41試合に出場し、打率2割4分1厘、1本塁打を記録
ついに公式戦の舞台に戻ることができたのです
試合前に「緊張すると思うけど、楽しんで、3軍の時と同じ気持ちでやりたい」と意気込みを語った川原田選手
しかし、6回の守備では打球をはじいて中前打に繋がってしまい、「守備に悔いが残る」と反省の言葉もありました
それでも「明日以降はもっとどんどん攻めた守備をしたい」と気持ちを引き締める姿勢を見せました
川原田選手の公式戦復帰は感動的なストーリーです。怪我からの復活には多くの努力や苦しみがあったと思います。その中でも、選手としての意気込みや緊張感が伝わってきます。復帰後のプレーが今後どのように進化していくのか、非常に楽しみです。
キーワード解説
- 川原田純平とは?野球選手で、2021年に福岡ソフトバンクホークスにドラフト4位で入団した内野手です。堅実な守備と打撃が持ち味である若手選手です。
- ウエスタン・リーグとは?日本のプロ野球の1つで、主にパシフィック・リーグやその傘下の育成選手が出場する2軍リーグです。
- リハビリとは?怪我をした後に、体を元の状態に戻すための運動や治療です。選手にとって重要なプロセスで、競技に復帰するために必要です。

